ロングテール理論とは?
検索エンジンにおけるロングテールとは、そのキーワードで検索するユーザ数は少ないのだけれども、そういったスモールキーワードでHITするようなページを沢山作り、全体のアクセス数と共にコンバージョン(成約)を上げようとする試みのことです。
このロングテールに関して、「アクセス解析をして、意図していないキーワードを見つけたら、すぐに該当の検索フレーズにマッチングしたページを作成することをお薦めします。」という記事を書いた方がいましたが、ロングテールを狙うのは当然ですが、直ぐにそのキーワード専用のページを作る必要があるのかは疑問です。
うがった見方をすれば、そのキーワードで既に訪問してきている方がいるわけですから、わざわざそのキーワードに特化したページを作る必要もないのではないかとも思います。
しかし、どのスモールキーワードが利益に繋がるかを判断することは難しいので、サイトに関連性のある様々なページを作成し、その中で様々なキーワードを織り交ぜることにより、ロングテールをGETすることが重要なのではないでしょうか。
利益の出るキーワードを狙う
アクセス解析をして、意図していなかったキーワードからの訪問者を見つけたとしても、月間検索数が数件〜数十件程度のキーワードでは、わざわざそのキーワード用のページを作る必要も無いでしょう。
検索数が多いキーワードだったとしても、そのキーワード訪問者の平均サイト滞在時間が、短い時間であればそのキーワードによるアクセス数は上がりますが、コンバージョン率は上がりません。
意図していなかったキーワードが、実は利益を生む重要なキーワードであったなら、そもそもキーワード選定ミスです。ロングテールを狙うといっても、コンバージョンに繋がらないようなキーワードで上位表示してもあまり意味がありません。
SEO対策とは、そのサイトから収益を上げることが目的であって、順位を上げアクセス数を上げることが目的ではありません。