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2022年1月21日(金)
除雪追いつかず市民に危険
紙・岩渕参院議員 予算措置求める
国交省に
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札幌市における豪雪の除排雪の現状と対応に関して、日本共産党の紙智子、岩渕友両参院議員は20日、国会内で国土交通省から事情を聴き、豪雪に対する予算措置や上乗せを申し入れました。両氏は除雪が追いつかず、市民の生活に危険を与えている現状を伝えました。
申し入れ内容は、豪雪に対して通常の除雪・排雪ではなく予算措置や上乗せを行い、生活道路の確保を最低限行い、緊急車両も入れない状態を早急に改善することです。
紙氏は、十分な人手がそろわず、事態が解決しないまま残っている状況を説明。「事故や被害が出てからでは遅い。除雪のための重機などの機材や人手が全体的に大きく不足しているように見える。支援は不可欠だ」と語りました。
岩渕氏は「北海道に行き、2車線道路が1車線しか走れない状態だったのを見た。これまでにない支援が必要だと強く感じた」と話しました。
国交省の担当者は、交付金制度を創設し、持続可能な除排雪体制の整備などに取り組む自治体を支援すると説明。「今回の豪雪が深刻であることは重々認識している。市からの相談があれば、対応する。担い手の不足は確かに深刻だ。建設業全体の問題となっている」と語りました。