令和6年10月25日

10月26日は「原子力の日」。

1963年、日本原子力研究所の動力試験炉（JPDR）が、日本で初めて原子力発電に成功した日であり、1956年、日本が国際原子力機関（IAEA）への参加を決めた日でもあることが由来です。

原子力を巡っては、人類共通の課題である脱炭素社会の実現に向け、世界規模で原子力を最大限に活用しようという大きな変革が進んでいます。

原子力機構は、「『ニュークリア×リニューアブル』で拓く新しい未来」をビジョンとして掲げ、原子力をこれまでの発電としてだけではなく、原子力がもつ無限のポテンシャルを活かし、身の回りの様々な分野に利用することを目指しています。

• 高温ガス炉（HTTR）
  ⇒高温の熱による水素製造
• 高速実験炉「常陽」、研究用原子炉「JRR-3」
  ⇒がん治療に利用する医療用ラジオアイソトープの製造
• 放射性廃棄物を資源に変えて利用する技術の開発　　など

原子力機構は、社会への新たな価値の創出に向け、職員一丸となって、研究開発に取り組んでいきます。