農業経営をゲームで学ぶ/小学校で出前授業 |
金融課は12月11日、田舎館村立田舎舘小学校の5年生を対象に、出前授業「お金の教室」を開いた。JAバンクの地域金融教育の一環であり、農林中央金庫と連携して実施し、児童はお金に関する基礎知識や、計画的な使い方を学んだ。県内では初の試み。
出前授業では、同JA金融課の職員が講師を務め進行。児童はグループを作り、自分たちが農場の経営者となった想定でシミュレーションゲームに挑戦。栽培する作物をトマト、キュウリ、ナスの中から2種類選び、購入する肥料や農業機械の購入費を借り入れするかなどを選択し、どうすれば利益を得られるかを話し合い、授業に臨んだ。
児童は「これからのお金の使い方や、お金の重要さなどを学ぶことができて良かった」と話した。
講師を務めた金融課の職員は「今回の授業を通じて、お金の使い方はもちろんのこと、お金と農家・農業の関わり方の知ってほしい」と話した。JAは、積極的に地域金融教育を進めるため、今後も出前授業を展開していく予定。
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