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『チ。-地球の運動について-』コラボ帯付き岩波文庫
大人気コミックス『チ。-地球の運動について-』作者・魚豊さん創作の源泉となったともいえる岩波文庫の重要著作2点。これを読めば『チ。-地球の運動について-』の世界観をより深く理解できるはず。
魚豊さんのコメントとともに『チ。-地球の運動について-』のイラストをあしらった特別帯つきで販売中! ぜひお近くの書店様にてお求めください。
動かせ 歴史を 心を 運命を ――星を。
舞台は15世紀のヨーロッパ。異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった――
コミック『チ。-地球の運動について-』について詳しくは
☞ https://shogakukan-comic.jp/book-series?cd=49854
■アニメ放映中!
2024年10月5日よりNHK総合にて毎週土曜日23:45~アニメ放映中(全25話予定)。NHKでの各話放送終了後はNetflixで世界配信、ABEMAで無料配信されています。
アニメ『チ。-地球の運動について-』について詳しくは
☞ https://anime-chi.jp/
まさに、天変動地の一冊!
学術的、歴史的でありながら、SF的であり政治的である超重要傑作!
偉人の「洞察」と「配慮」、「疑問」と「前進」が今ここに!
『コペルニクス 天体の回転について』
矢島祐利 訳
岩波文庫 青905-1
アリストテレス以来の地球中心の宇宙観に対して、太陽中心のいわゆる地動説を初めて主張して、世間からも教会からも烈しい攻撃を受けたポーランドの天文学者コペルニクス(1473―1543)の主著。単に天文学の革命であるにとどまらず、中世的な世界観全体に対する革命の書であり、近代科学の出発点ともいわれる。
全作家必読の一冊!
人類にとって「フィクション」とは何なのか
万年有効な創作 how to 本!
『アリストテレース詩学 ホラーティウス詩論』
松本仁助・岡 道男 訳
岩波文庫 青604-9
アリストテレースの『詩学』は悲劇の機能・構造を重視し、英雄をわれわれと同じ人間として扱い、神・運命などギリシア文学の伝統的な要素や道徳観を考察の対象から省くことによって文学理論としての普遍性を持つにいたった。後世のヨーロッパ文学、特にフランス演劇に大きな影響を与えたホラーティウスの『詩論』を併収。
コミックス『チ。-地球の運動について-』
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アニメ『チ。-地球の運動について-』
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