※本稿では、システム上の関係で簡体字/繁体字で表記すべき部分も異体字に置換している場合があります。
◆『Black Beacon(黒色信標)』
中国本土で展開予定の新作アクション『Black Beacon(黒色信標)』が、グローバル展開するようです。公式Xは昨年の11月15日時点で正式に開設されており、現時点では公式サイトとGoogle Playにて事前登録の受付が始まっています。
日本版の展開についてはまだ確認できていませんが、公式YouTubeチャンネルでは日本語ボイスが収録されたキャラクターPVも公開されている状況です。また、1月8日からはグローバルベータテストが実施予定。本作は中国本土でもまだ配信されていないタイトルですが、グローバルリリースに合わせて同時展開される可能性はありそうです。
◆『Project NET』
昨年末に他誌でも取り上げられていた『Project NET』が、1月9日から一部の地域に限定したベータテストを実施予定です。本作はサンボーンが誇る人気IP「ドールズフロントライン」シリーズの最新作。作中に登場する魅力的な戦術人形たちを操作して、銃撃戦が楽しめるスマートフォン向けのTPSとなっています。
公式Xならびに公式YouTubeチャンネルでは、既に幾つかのPVが公開中。他のプレイヤーと協力するCo-opモードや、PvPモードのようなコンテンツも確認できます。また、公式Xの投稿により、本作はPC版の開発が進められているとのこと。家庭用ゲーム機向けの展開に期待する声も少なくないので、今後に注目したいところです。
◆『風色幻想NeXus』
台湾で根強い人気を持つシミュレーションRPG「風色幻想」シリーズの最新作『風色幻想NeXus』が登場予定です。今作は台湾の人気VTuberと意欲的なタイアップを試みた作品で、ゲーム内でも実際にVTuberたちがプレイアブルキャラクターとして登場するようです。
ある程度のシリーズを重ねてきたIPが、VTuberを全面に押し出す世界観に方向性をシフトするのはかなり挑戦的な試みと言えます。シリーズの正統派なナンバリング最新作を待っていたところに、攻めた切り口の今作が登場したという状況です。
公式Facebookでは肯定的な意見が多数見られるものの、台湾メディア「巴哈姆特」のコメント欄では、案の定賛否両論を巻き起こす事態になってしまいました。現在、「風色幻想」シリーズは第6作目がナンバリングとして出ています。第7作目を待つユーザーが多い中で今作の登場は、シリーズファンに衝撃を与えたという他ないでしょう。