北米および欧州では6月に発売予定の『トモダチコレクション 新生活』。米国アリゾナに住む任天堂ファンのゲイの男性Tye Marini氏が、本作に同性婚の要素を取り入れて欲しいというキャンペーンを展開していました。
Join the #Miiquality movement and tell @NintendoAmerica to add same-sex relationships to #TomodachiLife! https://t.co/Tn6nNgGZEP
― Miiquality (@Miiquality) 2014, 4月 29
キャンペーンは「Miiquality」と名付けられ、ソーシャルネットワークなどを通じて広く呼びかけられていますが、任天堂の回答は、彼らの要望には応えられないことを示唆するものでした。
任天堂は『トモダチコレクション 新生活』の中で、どのような形での社会的主張も行うことは意図していません。ゲームのリレーションシップオプションは面白い別世界でのもので、現実をシミュレートするものではありません。本作を風変わりで面白いゲームとしてとらえ、そこには何の社会的主張も存在しないことをファンの皆さんに理解して欲しいと思っています。
Marini氏は、「婚約者のMiiとゲーム内で結婚したいと望んでいるのに、それができない。現状では自分のMiiか婚約者のMiiの性別を女性に変更するか、結婚というゲーム内要素を避けるしか解決策がない。」とキャンペーンのために公開されたビデオの中で語っています。
なお、日本で発売された当初は交友関係がおかしくなるバグが存在し、結果として同性婚になるケースも発生しました。しかし、このバグはその後のパッチで修正されています。