みなさんこんにちは。
先日、Windows Server 2008R2のサーバにインストールしたSQLServer2008R2へのTCP/IP接続が
不安定になる現象が発生しました。
サーバへリモートデスクトップ接続した際は、接続が不安定になることが無かったので、
SQLServerの接続方法やドライバに問題があるのかと思い、ドライバを入れなおしてみたりしましたが
一向に変わりませんでした。
そのサーバには、Intel製とBroadcom製のNICが複数搭載されており、
Intel製のNIC経由で接続した際は、接続が安定しSQLServerへの接続が切断されることはありませんでした。
ところが、Broadcom製のNIC経由で接続すると、SQLServerへの接続が頻繁に切断されてしまいました。
困り果ててインターネットで検索したところ、下記ページにたどり着きました。
Windows Server 2008 R2 導入後に行うべき設定~Network編
予期せぬ挙動が!? 新機能 Scalable Networking Pack をご存知ですか? - Ask the Network & AD Support Team - Site Home - TechNet Blogs
SNPとは、数Gbps程の通信を常に使用するような通信の場合に有効に働くようなので、
今回はインターネット経由で100Mbpsの回線を使用して接続することになるので、
まったくもって不要な機能でした。
手順通りにSNPを無効にしたところ、今まで接続が頻繁に切断されていたのはいったいなんだったの?
と思うほど安定して接続できるようになりました。
TechNet上でも述べられていますが、SNPと思われる問題が発生した時には、まずはSNPを無効化して
検証するのが良いと思います。
それにしても、このような機能をデフォルトで有効にしては欲しくないものですね。
Windows Serverを新規導入する機会がある方は、気を付けてください。