当社の事業活動によって生じる環境への負荷を極力軽減するために、環境対策に積極的に取り組み、地球との共生を目指しています。
壱番屋の環境対策委員会
本社では、事業活動における環境への負荷を軽減するために、「環境対策委員会」を組織しています。産業廃棄物の削減や省エネルギーなどの環境問題に深くかかわる部署から委員を選出。2ヶ月に1度の定例会議や臨時の委員会を通じ、法令遵守のための情報収集、認識の共有化を行っています。その後、委員会で話し合った議論をもとに店舗や工場へフィードバックを行い、環境対策の実施や意識啓発に取り組んでいます。
2022年5月、静岡県に出店した店舗は、店舗屋上に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーを一部使用しているほか、外壁内・屋根下地に遮熱シートを設置し、店内温度を安定させることで空調使用量を抑える施工を行っています。今後も検証を進めながら、省エネルギーに対応した店舗展開を行っていきます。
店舗の看板や店内照明について、LEDを標準仕様にしており、改装などのタイミングで順次切り替えを行っています。
2024年2月末で987店舗に導入し、導入率は80.3%です。
石油由来プラスチック削減のため、お持ち帰り弁当に付属するスプーン・レジ袋は、バイオマス素材を25%配合した環境配慮品を使用しています。
また、スプーンは店頭やインターネットでのご注文時に、要・不要を確認しています。
店舗で排出する廃食油は専門業者に回収してもらい、100%リサイクルを行っています。肥料・飼料のほか、洗剤やバイオディーゼル燃料などにもリサイクルされています。
食品廃棄物の発生を抑制する取り組みを継続して行い、工場内で廃棄が必要な食品が発生してしまった場合には再生利用を行っています。例えば、テスト生産品やメニュー切り替え時などの在庫品のように、安全が担保された食材については、フードバンクなどを通じて食べ物に困っている施設や人々に提供。その他、社員食堂の食材や、社員向け販売などに利用します。それでも残る場合は、主に堆肥などにリサイクルされる形で、産業廃棄物として処理を委託しています。
本社関連施設と全国の直営店 97 店舗において、利用する電力を100%再生可能エネルギーとする「CO2フリーでんき」を2021年9月より導入。水力発電所や太陽光発電などの再生可能エネルギー電源を活用することにより、当社の事業活動において年間約3,200トンの二酸化炭素排出量を削減できる見込みです。本社を置く中部エリアでは、長野県内の水力発電所などで生まれた「信州Greenでんき」を導入しています。
冷凍庫、冷蔵庫、エアコンの冷媒などについて代替フロンへ順次転換しています。本社関連施設では、オゾン層破壊効果の高い特定フロンから、オゾン層を破壊しない代替フロンへの取替えを実施しています。他にも本社関連施設における空調の適正化を図り、省エネルギー対応を進めるために、設備の計画を策定・実施。さらに本社社員の服装を工夫するなど、細かな取り組みを行っています。
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