スマホの勢いが止まらない――。2013年度に出荷された全携帯電話の75パーセント、2870万台がスマホを占めた(MM総研調べ)。先端層だけでなく、一般層にも広くスマホが受け入れられていることが数字でも明らかになった。
一方、ニンテンドー3DSなど携帯ゲーム機や、コンパクトデジタルカメラ、デジタル音楽プレーヤーの出荷台数は低下しており、携帯電話業界にとどまらず、スマホが他の市場までも侵食している。
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どの機器がスマホに“喰われ”、どの機器は生き延びているのか。MM総研のスマホ出荷実績と、その他の機器のデータを突き合わせ、グラフ化した。
まずは2013年の出荷実績を総量で見てみよう
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数字で見ると、ゲーム機、コンパクトデジタルカメラ、オーディオプレーヤーは明らかにスマホの影響を受けているといって良さそうだ。ビデオカメラ、ブルーレイ、DVDもわずかながら下がっており、スマホ以外のデジタル機器の「地盤沈下」は数字に現れている。一方、「パソコン離れ」が叫ばれる中、ノートパソコンが数字を伸ばしているのは意外な結果だった。
2012年からのデータしかないタブレットは今回は除外したが、大きな影響のなかったノートパソコンやカーナビは、タブレットの「標的」になるだろうか。今後の動向が注目される。
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