金融犯罪にご注意ください

インターネットバンキングの不正利用による金融犯罪にご注意ください

更新日：2023年12月8日

お客さまのIDやパスワード等が不正に取得されたり、パソコンが第三者に遠隔操作されたりすることによって、お客さまの口座から不正な振込が行われる事件が全国的に発生しています。

1. 金融機関を装うフィッシング詐欺

<犯罪の手口>

• (1) 金融機関を装った不審なメッセージにより、偽のサイトに誘導する
  • ・「お客さま情報のご確認」「お取引目的のご確認」など、もっともらしい話で、メッセージ内のURLから、偽のサイトへアクセスするよう促します。
• (2) 重要情報を盗む
  • ・ アクセスした偽のサイトで、個人情報や重要情報（ID・パスワード等）を入力させ、入力された情報を盗み取ります。
• (3) 預金を引き出す
  • ・ 盗み取った情報を悪用して、第三者の預金口座へ振り込む等の方法により、お客さまの口座から預金を引き出します。

<犯罪被害に遭わないためにご注意いただきたいこと>

• (1) 心当たりのない差出人（お取引のない金融機関・クレジットカード会社、など）からのメッセージは、詐欺の可能性を疑い、速やかに削除してください。サイトにアクセスして個人情報を入力することや、メッセージへの返信は行わないようにしてください。
• (2)心当たりがある差出人からのメッセージであっても、個人情報を確認・入力させる内容（例：「お客さま情報のご確認」「お取引目的のご確認」「お取引の制限解除」など）の場合は、個人情報を盗み取ろうとしている可能性を疑ってください。心配な場合は、メッセージへ返信するのではなく、実際にお取引がある銀行・会社等のお問い合わせ窓口へお電話いただき、メッセージの真偽をご確認いただきますよう、お願いいたします。

2. サポート詐欺

<犯罪の手口>

• (1) インターネット閲覧中に「コンピュータウイルスに感染しました」と表示される
  • ・突然、大きな警告音とともに、「トロイの木馬に感染しました」などの警告メッセージが出ます。警告メッセージのウィンドウを「×」で閉じようとしても、閉じることはできません。
• (2)電話をかけるよう誘導する
  • ・ 「すぐに対応が必要なので、こちらのサポート番号に電話してください」というメッセージが表示されます。
• (3)遠隔操作のソフトをダウンロードさせる
  • ・電話の相手は、サポート担当者に成りすました詐欺師です。「サポートのために必要」と偽り、遠隔操作ができるよう、専用のソフトをダウンロードするように指示します。
• (4)預金を引き出す・プリペイドカードの購入を促す
  • ・サポート代金と称して、インターネットバンキングから第三者の預金口座へ振込を行うように指示します。詐欺師はその際にパソコンを遠隔操作して金額を変更し、預金をだまし取ります。何らかの理由で振込ができない場合は、プリペイドカードを購入し、その番号を伝えるように指示することもあります。

<犯罪被害に遭わないためにご注意いただきたいこと>

• (1) インターネット閲覧中の警告表示は、詐欺の可能性が極めて高いとされています。そのため、指示が表示されても、電話はかけないでください。
• (2)インターネット閲覧中にこのような警告が出たら、インターネットそのものを「×」で終了してください。警告メッセージのウィンドウは「×」ボタンで閉じることができないよう細工されています。
• (3)インターネットを閉じた後、ご自身のパソコンにセキュリティ対策ソフトが入っている場合は、ウイルスに感染していないかを確認するのも有効です。

３．インターネットバンキングのご利用にあたりご注意いただきたいこと

• (1)パソコンに不正なプログラムがインストールされないために、下記の点にご注意ください
  •   ・  パソコンの基本ソフト（OS）、ウェブブラウザ、セキュリティ対策などの各種ソフトウェアを、最新の状態に更新してください。
  •   ・  心当たりのないメッセージのURLをクリックしたり、添付ファイルを開いたりしないよう、十分にご注意ください。
  •   ・  サイトを閲覧する際やフリーソフトをダウンロードする際は、信頼できる製品、信頼できるサイトをご利用ください。
  •   ・  インターネットバンキングを利用するパソコンでファイル交換・共有ソフトを使用する場合は、不審なファイルが含まれていないか、注意してください。
• (2)ご契約者番号、パスワード等は他人に知られることのないように厳重に管理し、またそれらの情報をパソコンや携帯、インターネットのクラウドサービス等に保存しないでください。
• (3) ご利用カードに記載されたお取引確認番号、可変パスワード（乱数表）の管理には十分注意してください。なお、ご利用カードに記載の数字をすべて入力していただくことはありません。万一そのような画面が表示された場合は、至急下記フリーダイヤルにご連絡ください。
• (4)振込・払込限度額は、ご利用実績を確認いただき、適切な金額となるよう、必要最小限への見直しをお願いします。
• (5)お取引内容などの大切なお知らせを電子メールでお送りしますので、必ず受信可能なメールアドレスをご登録ください。携帯電話等、速やかにご確認ができるメールアドレスのご登録をお勧めします。
• (6)身に覚えのないお取引の通知が届いた場合や、不審なメッセージや電話の指示に従って振込を行った場合は、至急下記フリーダイヤルにご連絡ください。
• (7)法人のお客さまには上記に加え、取引の申請者と承認者とで異なるパソコンをご利用いただくことをお勧めします。

<ご連絡先>

上記以外の時間帯は、0120-895-640へご連絡ください。

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