デーモン閣下、自身の芸名にも注意を喚起「出演者が相変わらず吾輩の『昔の名前』を口にした…姓のようなものはつかない」
ミュージシャンのデーモン閣下が28日、自身のブログを更新。NHKが2月28日放送のEテレ・アニメ「ねこねこ日本史」(水曜・後6時45分)でデーモン閣下に類似したキャラクターを登場させた件について謝罪したことを受け「対応を評価している」とつづるとともに、自身の芸名についても注意を喚起した。
NHKは27日に番組の公式サイトに「デーモン閣下、関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしました」との謝罪文を掲載。デーモン閣下は「番組制作側は今回の件を真摯に受け止めているとのことである。吾輩もこの対応を評価している」とし、「今回の件での反省点を生かし今後、吾輩に限らず、あらゆる同種の権限を侵さないことに留意した、配慮と誠意のある番組作りおよび番組宣伝、番組に関与する販売物の制作にいそしんでもらいたいと思っている」とつづった。
また自身に対し「寛容ではない」「子供番組なのに大人げない」などの意見があったことにも言及。「『明らかに誰か(何らか)の扮装と分かる姿』を『何らかの宣伝に使う』や『それを使用したものを販売する』が、権利の所持者に無許可で行われた場合、これは吾輩に限らずあらゆる商標、意匠、肖像(漫画やテーマパークのキャラクターなども含む)に関し基本的にアウトである」などと見解を記した。
また「この一件を扱った媒体にて出演者が相変わらず吾輩の『昔の名前』を口にした」とし、「そういう番組の制作者は、このWebRockでの文言を引用する以上、その全文を把握し、意図を出演者全員にちゃんと伝えよ、と言いたい」と自身の芸名についても注意を喚起。
「吾輩の公式の名前(いわゆる芸名)は現在、デビュー時のものとは異なり、8年前(魔暦12年=諸君の暦で平成22年、2010年)より『デーモン閣下』になっている。姓のようなものはつかない。この点についても留意し、出演者の発言を含め制作に充たってもらうことを望むものである」と改めて記していた。