YKK AP | Window Reseach Insitute - Web Design
窓の専門的知見を研究・発信し、窓文化を創造するYKK AP株式会社『窓研究所』。ミラノサローネ等での展示・発表の他、2013年よりウェブマガジンでも窓の魅力を発信しています。昨年末、ウェブマガジンリニューアルにあたり、弊社でウェブサイトのクリエイティブディレクションとグラフィックデザインをさせていただきました。
世界中の建築・アート・カルチャーから収集された、窓の知見からの情報発信は、多様で奥深く、窓が私たちの暮らしを豊かにする、自由で、開放的な入り口としての存在であることに気付かせてくれます。窓は建築という専門的な領域とも思えますが、実は、社会や都市、延いては人まで繋がっていくという、わたしたちの日常生活に密接に関わってくる要素でもあるのです。今回のサイトリニューアルに伴い、従来の “アカデミック” な視点に “高品質な生活” の視点をプラスし、より豊かな、窓を考えるウェブサイトになるよう、窓研究所さんと話し合いを重ね、かたちにしていきました。
大きな特徴としては、“窓” が柔軟で多様であるように、トップページに「感じる“窓”」「“窓”を深める」というふたつの入り口を設けました。このキーワードの通り、「感じる“窓”」は感覚的にも愉しめるコンテンツを、「“窓”を深める」はよりアカデミックな視点を極めるコンテンツが用意されており、すべての記事が大きくふたつに分類されていることが分かります。しかし、それぞれが分離されている訳ではなく、ここから記事に入っていくとお分かりいただけるように、それぞれに行き来できるような “横断性”、タグを利用した “回遊性”、といった様々な特性を、感覚的に分かり易いデザインにしています。
各ページにおいても、ウェブフォントで読み易い書体にし、間をうまく活用することで、窓研究所さんがもともと持つ高品質で洗練された印象を意識しました。例えば、白い空間で写真に重厚感を与えたりするデザインは、素晴らしい絵を飾ることと似ていて、作品をより美しく機能的に見せるように、言葉や写真という素晴らしい素材を引き立たせる枠組みづくりをしました。また、情報を見やすく、且つ視覚的に愉しみながら別の記事に遷移できるようにしたこともこだわりのひとつです。記事ページを例に挙げますと、テキストフォントや写真の見せ方に強弱をつけることで、記事本文では言葉と写真それぞれに目が行き渡り、記事右側や記事下層に配置された他の記事を意識しながら愉しむこともできます。
白い空間に浮かぶ画は、ひとつひとつの窓として捉えることもできます。そして、それらを入り口として、たくさんの窓から窓の奥深さをどんどん知って欲しいという窓研究所の願いも込められています。わたしたちは、そのような窓の在り方を伝えるウェブサイトにする為、ダイナミックなヴィジュアル構成のデザインではなく、正しく、高品質で、身近で有りながらもアカデミックなイメージを尊重しました。
世界中の建築・アート・カルチャーから収集された、窓の知見からの情報発信は、多様で奥深く、窓が私たちの暮らしを豊かにする、自由で、開放的な入り口としての存在であることに気付かせてくれます。窓は建築という専門的な領域とも思えますが、実は、社会や都市、延いては人まで繋がっていくという、わたしたちの日常生活に密接に関わってくる要素でもあるのです。今回のサイトリニューアルに伴い、従来の “アカデミック” な視点に “高品質な生活” の視点をプラスし、より豊かな、窓を考えるウェブサイトになるよう、窓研究所さんと話し合いを重ね、かたちにしていきました。
大きな特徴としては、“窓” が柔軟で多様であるように、トップページに「感じる“窓”」「“窓”を深める」というふたつの入り口を設けました。このキーワードの通り、「感じる“窓”」は感覚的にも愉しめるコンテンツを、「“窓”を深める」はよりアカデミックな視点を極めるコンテンツが用意されており、すべての記事が大きくふたつに分類されていることが分かります。しかし、それぞれが分離されている訳ではなく、ここから記事に入っていくとお分かりいただけるように、それぞれに行き来できるような “横断性”、タグを利用した “回遊性”、といった様々な特性を、感覚的に分かり易いデザインにしています。
各ページにおいても、ウェブフォントで読み易い書体にし、間をうまく活用することで、窓研究所さんがもともと持つ高品質で洗練された印象を意識しました。例えば、白い空間で写真に重厚感を与えたりするデザインは、素晴らしい絵を飾ることと似ていて、作品をより美しく機能的に見せるように、言葉や写真という素晴らしい素材を引き立たせる枠組みづくりをしました。また、情報を見やすく、且つ視覚的に愉しみながら別の記事に遷移できるようにしたこともこだわりのひとつです。記事ページを例に挙げますと、テキストフォントや写真の見せ方に強弱をつけることで、記事本文では言葉と写真それぞれに目が行き渡り、記事右側や記事下層に配置された他の記事を意識しながら愉しむこともできます。
白い空間に浮かぶ画は、ひとつひとつの窓として捉えることもできます。そして、それらを入り口として、たくさんの窓から窓の奥深さをどんどん知って欲しいという窓研究所の願いも込められています。わたしたちは、そのような窓の在り方を伝えるウェブサイトにする為、ダイナミックなヴィジュアル構成のデザインではなく、正しく、高品質で、身近で有りながらもアカデミックなイメージを尊重しました。
CREDIT :
Client: YKK AP Inc.
Creative Director : Arata Sasaki (HITSFAMILY)
Design and Art Director : Takashi Kawada (HITSFAMILY)
Communication Manager : Kotoe Seino (HITSFAMILY)
Interactive Designer + Technical Director : Yusuke Oshima / Hideyuki Aoshika
Web Site : www.madoken.jp
Client: YKK AP Inc.
Creative Director : Arata Sasaki (HITSFAMILY)
Design and Art Director : Takashi Kawada (HITSFAMILY)
Communication Manager : Kotoe Seino (HITSFAMILY)
Interactive Designer + Technical Director : Yusuke Oshima / Hideyuki Aoshika
Web Site : www.madoken.jp