“あめ色” をした山形生まれのりんご『ameiro ringo』のブランディング、パッケージデザインを手掛けました。清野力二農園が抱えていたニーズと都会でのニーズを繋ぎ合わせ、単身者や小家族の多い街でも食べていただけるように、持ち帰り易いこぶりなパッケージデザインに仕上げました。

　『ameiro ringo』は、蜜入りふじりんごの名産地・山形県朝日町で生産されています。蜜入りで成熟したりんごを太陽に翳すと、りんごのお尻の方が“あめ色”に透きとおった赤に見えることから名付けられました。それは、ひとつひとつ子育てのように手を掛けて、完熟するまで育てた証でもあります。同じ品種であってもおいしさの個性が違う3つの園地毎に包装を変え、『ameiro ringo』が生まれたストーリーと共に食べ比べることもできます。また、ロゴデザインは、“あめ色”をもっとも象徴的に体現しているりんごのお尻の形から想起したものをグラフィックに落とし込んでいます。