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ロスジェネ心理学
生きづらいこの時代をひも解く
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2012年10月
- 書店発売日
- 2012年10月26日
- 登録日
- 2012年10月4日
- 最終更新日
- 2013年1月18日
書評掲載情報
2013-01-13 | 読売新聞 |
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紹介
僕たちはどこでつまずいたのか?
ロスジェネ世代が得てきたもの、失ったもの、残されているもの
オタク出身、ロスジェネど真ん中の精神科医が放つ渾身の1冊!
ファミコンと『少年ジャンプ』に夢中だった少年時代、突如訪れた就職氷河期に苦しめられた若者時代、中年にさしかかっても自分のことで精一杯な現在……
少しでもマシな未来を手にするために、今すべきこと
大人になれない現代人の心理構造を読み解く
目次
第1章 俺的に正しく、俺的に間違っている社会
第2章 われわれはなぜ、どこで躓いたのか――団塊ジュニア~ロスジェネ分析
第3章 ミソジニー男とクレクレ婚活女の織りなす空前のミスマッチ
第4章 取り扱い要注意物件としての自己愛
第5章 SNS時代のコミュニケーション
第6章 コミュニケーションの苦手意識を克服するための技術
第7章 私達の義務と責任――次世代に何を残せるのか
前書きなど
1970~80年代前半にかけて生まれた世代は、有史以来、どの時代の子ども達よりも物的に恵まれた“飽食の時代”に生まれ、育てられてきました。“末は博士か大臣か”と親から期待され、厳しい受験戦争を戦い、誰でも自分の夢に向かって突き進めるようになりました。
では、未曽有の豊かさに恵まれた子どもだったところの私達は、どのような大人になって、どれぐらい幸福に生きているでしょうか。皆さんもご存知の通り、私達の多くは、幸せにも満足にもほど遠い日々を、のたうつように過ごしています。
「どうして私達は、こんな風になってしまったのか?」
本書のなかで私は、このクエスチョンの回答に相当するような、私達の世代が生まれ育った背景について、ひとつの視点を提供してみようと思います。そのうえで、これから私達が何をやれば少しでもマシな未来を迎えられそうなのか、今からでも出来そうな対応策は何なのか、紹介してみようと思います。
上記内容は本書刊行時のものです。