天然繊維素材でつくられ、工芸品のように美しい。
こちらmotorola razr 50d(M-51E)は、motorola razr 50 をベースに開発されたNTTドコモ限定モデル。
ドコモグループは温室効果ガス排出量を2040年までにネットゼロにすることを目標に掲げていて、その取り組みの中でモトローラとの開発が進められ、誕生したのがこのサステナビリティにこだわりまくったモデルでした。
サステナブルな素材を使用
motorola razr 50d のロゴが入ったバックカバー、そしてフロントカバーの一部には、綿や木材パルプから得られる天然繊維素材のアセテートが使用されています。
美しいマーブル模様はひとつとして同じものはありません。ツルツルしすぎていないサラッとした感触で、手にしっくりとなじみます。
IPX8の防水性能に対応しているので、急な雨や水回りでの使用も安心です。
また、個装箱も環境に配慮し、竹とサトウキビを原料とした素材を使用しています。土中に埋めておけばやがては地球に還るのだそう。
これらの取り組みにより、motorola razr50 と比べるとCO2排出量を約4%削減できたそうです。
閉じたままでも快適操作
motorola razr 50 譲りの操作性は健在です。折りたたんだまま操作できる大型アウトディスプレイは 3.6インチPOLED。
ホームレイアウトに配置されたアイコンから直接メディアを再生したり、天気予報をチェックしたり、スケジュールを確認したり、録音したり、カメラを起動したりすることができます。
Googleとのパートナーシップにより、Geminiアプリをスマホを閉じたままで操作することも可能になりました。
「d払い」を素早くかんたんに
アウトディスプレイにはドコモの「d払い」アプリのアイコンも配置されているので、ポケットから取り出したスマホを片手で操作しながらすばやくお支払いできちゃいます。
あるいは、電源ボタンを2回押すだけでも「d払い」アプリが立ち上がります。これのおかげで一本前の電車に乗れちゃうかも!ちなみにFeliCaにも対応しています。
「高級車のような」開閉動作
独自開発のしずく型ヒンジにより、開閉操作が非常にスムーズなのも特徴です。
開き切る時に少しだけ加速度がついて、閉じる時も同じように加速度がついて「パタン」と気持ちのよい音がします。モトローラいわく「昔のガラケーのようでもあり、高級車のようでもあり」。なるほど、言い得て妙。
「壊れやすいのでは?」と聞かれることもあるそうなんですが、開閉を繰り返した時の高い耐久性を実現しているとのことです。
たたんだり折り曲げたり、使い方自在
メインディスプレイは6.9インチPOLED。折り目はほぼないと言っていいほど目立ちません。リフレッシュレートは120Hzで、HDR10+に対応しています。
メインカメラは光学式手ブレ補正機能つきの5,000万画素、2.5cmまで寄れる超広角/マクロカメラは1,300万画素、フロントカメラは3,200万画素となっています。
撮影の幅が広がりそう
前面と背面それぞれにカメラとディスプレイがついていますから、どっち側のカメラを使って写すか、どっち側のディスプレイにプレビュー表示するのかを状況によって使い分けられるのがいいですよね。
アウトディスプレイを使ってアウトカメラで自撮りするのもよし。アウトディスプレイにプレビュー表示して、撮られている人に自分の姿を確認してもらいながら撮影するもよし。
または90度に曲げてハンディカメラのような持ち方をすれば、自動で動画撮影が開始します。
スマホをカメラとして使いたい方に、ちょうどいいスペックの折りたたみスマホかもしれません。
Source: Motorola
Photo: 山田ちとら