こんなおもちゃで遊べる現代キッズが羨ましい!
いくら電子工作を学ばせたいといっても、10歳児にはんだごては早すぎるもの。でも「littleBits」なら、子供でも安全でカンタンに電子工作を学べます。しかも新作ではBluetooth搭載の部品が加わったので、組み立てたガジェットをスマホで操作できるようになりました。
littleBitsの新商品となる「Gizmos & Gadgets Kit, 2nd Edition」は、米国で発売されたばかり。お値段がおよそ200ドル(約2万円)のこちらは、子どもが単なる電子回路ではなくちゃんと動くガジェットを組み立てられるようになるおもちゃとして昨年リリースされた元祖「Gizmos & Gadgets kit」の新作キットです。
私たちが子供の時から慣れ親しんだレゴとlittleBitsのキットは似ているようですが、その性質は異なっており、レゴが子供のクリエイティビティを育むのに対し、littleBitsは科学とエンジニアリングへの興味を抱かせます。子供たちは試行錯誤することで問題解決スキルを育み、実際に動くガジェットを組み立てようとがんばるとのこと。
元祖「Gizmos & Gadgets kit」には、それぞれがユニークな機能を持った「bits」と呼ばれる磁石でつなぐブロックが15個も含まれていました。新キットではブロックの数が13個に減ったものの、そのうち1個にはBluetoothが備わっており、ガジェットをタブレットやスマホのモバイルアプリに接続できるようになったのです。
Bluetoothが備わったことで、子供たちが作るガジェットに全く新しいレベルのインタラクティビティがもたらされることになりました。例えば、乗り物ガジェットを操縦する無線コントローラーとしてスマホのジャイロスコープやタッチスクリーンを使ったり、キットで組み立てたリモートシャッターからの遠隔操作で、モバイル端末のカメラを起動したりできるようになります。
「Gizmos & Gadgets Kit, 2nd Edition」キットには、シャボン玉ロボやピンボールマシンぽいものなど、16種類ものガジェットの組み立て方を掲載した説明書がついてきます。さらにモバイルアプリを使えば、littleBitsコミュニティ内で各自の電子工作をシェアできるので、子供たちが説明書に記載されているガジェットを作りきってしまったとしても、オンライン上で新たなアイデアやインスピレーションにアクセスできますよ。
でもそれより何より大事なのは、子供たちが遊ぶ感覚でいながら学べるという一点に尽きるかもしれませんね。
source: littleBits
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(たもり)