先端コンテンツ技術展で乗ったVRバイクがリアル度高くて心拍数あがった

  • author 武者良太
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先端コンテンツ技術展で乗ったVRバイクがリアル度高くて心拍数あがった

OFF車欲しい…軽くてレスポンスのいいOFF車欲しい…。

6月29日から7月1日まで、東京ビッグサイトで人と技術とサービスをむすぶ国際総合展「コンテンツ東京2016」が開催されました。AI・人工知能ワールド、プロダクションEXPO、制作配信ソリューション展など7つの専門見本市をまとめた商談会。その中の先端コンテンツ技術展で、クリエイティブスタジオ・プロトタイプが持ち込んでいたGodSpeed FreeRide に身も心もフォーリンラブになってしまいまして。

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DT125R、TS200R、KDX250SRといったオフロードバイクを乗り継いできた身として、ハンパなクオリティじゃ納得しないぜ!とGodSpeed FreeRide のコントローラとなっているFREERIDE350にまたがってみたのですが。

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HTC Viveつきヘルメットを装着してセルスターターを押すと、本当にエンジンが動いているかのようなトトトトトという震動が伝わってきます。お、おお。雰囲気でる。

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FREERIDE350は、4軸のシリンダーで支えられたパネルの上に固定されており、このシリンダーが動いてFREERIDE350に動きを伝えています。イオンシネマの駆動型座席D-BOXに似た体感システムになっていますね。ただし手に触れているのは本物のハンドル。お尻の下にあるのも本物のバイクのシート。震動は固め。ダイレクト感、高いです。

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ディスプレイの前には走行中に駆動する扇風機がセットされています。タイトーのWGP(大型筐体ゲーム)を思い出してしまいますが、実際にプレイしてみると扇風機の風とは思えません。風圧がもっと強ければ、とは思いましたが、本当の風かと思えるほどに没入感が高かったんです。

体重移動によるコントロールができず(車体を傾けることができない、座る位置を変えても認識しない)、ハンドルとアクセルとブレーキでコントロールする感覚は最初戸惑ってしまって谷底へとダイブしてしまいましたが、慣れてくるとグランドキャニオンかと思えるコースもそれなりに走れるようになります。

体験時間は3分くらいでしたでしょうか。それでも全身オープンエアなモーターサイクルの爽快感が強く伝わってきます。VRコンテンツは視覚だけじゃなく、触覚も大事になるんだろうな、という予感と期待感がマシマシ。てかドキドキが止まりません。なにこの感情。これって…恋!?

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これ、バイクショップやレースイベントの会場に置いてあったらいいのに。モーターサイクルの醍醐味を短時間で濃厚に伝えるツールとして、ひかえめに言っても最高です。至高の絶景コースとかVRで走ってみたい!

source:プロトタイプ

(武者良太)