どんなアプリやウェブからでもホームボタン長押しで必要な情報がカードになって出てくる「Now on Tap」、便利そうですねー。
今いる場所に応じてお役立ち情報を出すことで人気のGoogle Nowですが、次期Android OSのMに搭載の新バージョンでは、今使ってるアプリ、読んでるウェブコンテンツにも関連づけてデータが表示されるんです。
「ここ数年、当社は機械学習に最大の投資を行なってきた。今は世界最高のケーパビリティを備えていると思う」とサンダー・ピッチャイ上級VPが自慢するだけのことはあります。
デモでは、Google Now製品ディレクターの Aparna Chennapragadaさんが、ざっとこんな技を披露しましたよ。
・Skrillexの楽曲を聞きながら「彼の本名はなんだっけ?」と聞くと、Sonny John Mooreと即答。
・映画の話題のメール。画面タップして長押しすると、話題になってる映画すべての詳細がカードになって出てきます。Nowが画面に表示されてるコンテンツを分析して、頼む前から役立ちそうな関連情報を検索して表示するというわけ。
・「今日の晩御飯どこで食べる?」とテキストメッセージで相談。これも話題になってるレストランすべての評価レーティングと営業時間が出てきます。
・Chromeでわからない単語をタップ。その意味がカードになって出てきます。
恐るべし、Google Now 。公式ブログによると、まだほかにもこんな技があるみたいですよ。
ホームボタンをタップ 長押しで今必要な情報を選ぶオプションも出てきて、そこから選ぶというパターンもあります。具体的に欲しいものがあるときは、どの画面やアプリからでも「Ok Google」とGoogleに相談できます。たとえば、SpotifyアプリでTwenty One Pilotsの楽曲聴きながら、「Ok Google, who’s the lead singer?」と聞けば、リードシンガーの名前が即座にわかる、という具合。
いや~。アップルも来月頭のWWDCでiOS 9対応の類似サービスを発表するという専らの評判だし、マイクロソフトはマイクロソフトでCortanaのAndroid対応を発表したばかり。ここは「Now on Tap」でなんとか機能で差をつけたいところでしょうね。
source: The Verge
(satomi)