見た瞬間に欲しくなった新MacBook!
今日のアップル発表会、影の主役はなんと言っても新MacBookでしょう。見た瞬間欲しくなりました。今は、色をゴールドとスペースグレーで迷っているところ。どっちもいいよね。迷うー。
さて、発表会会場の米Gizmodoが、さっそく新MacBookに触ってきました。即行速攻ハンズオン、その感想は?
たった今、片手でアップルの新型MacBookを持ってきた。まるで、何も持っていないような。ものすごく軽い。左手にはこのラップトップ、右手にはデジタル一眼レフのカメラ…、実体を感じるのは片手だけ。アップルのこの新端末でまず最初に愛すべきは、なんといってもこの軽さだろう。が、これだけでこの端末のすべてを愛せるわけではない。
スクリーン
Retinaディスプレイです。もんのすごく薄いです。そして美しい。例え、薄さや軽さで感動しなくても、この画面の美しさだけでもやっぱり欲しくなる端末。
ピクセルが見えない美しさ。目の前にラップトップのスクリーンがあるはずなのに、ピクセルが見えない。この軽さ&薄さならば、ベッドで寝ながらお腹にのせて映画を見ている自分の姿が安易に想像できる。
スクリーンは、マットではなくグロッシー。職場の環境では使いづらいと感じる人もいるかも。ディスプレイがタッチスクリーンになるのは、まだ先の話かな。
フレーム
Airのワイドなキーボードデックじゃなくて、今回からかなりスマートになったのは良くなった点のひとつ。新MacBookのフレームは、iPadやAirの流れを組んでいるのは間違いないだろう。開くと以下の画像のような感じ、好きな角度でとまる。まぁ、ラップトップはどれもこんな感じだけど。
あまりの薄さと軽さにちょっと不安になったが、触って見るとがっちりと頑丈さが伝わる。そこは、Airと同じくらいを考えておけばいい。ちょっとしなるような触り心地もあるが、強さも感じた。
タッチパッド
アップルの新タッチパッドForce Touch。発表では、ちょっとギミックギミックしすぎじゃね?と思っていたが、触ると良さがわかる。大好き、すごいいい。これは、ただ押しやすいというだけじゃなく、これまた賢い。コピー&ペースト作業や、住所検索、カレンダーにイベント追加など、そういう作業は、賢いMac OS&トラックパッドが、すべて自動でやってくれる。タッチパッドを押すそれだけで、すべてを理解してくれる。
圧力を読みとるセンサーのおかげで、強く押す/軽く押すを理解してくれる。なので強弱つけて触れる(押す)だけで、様々な作業が楽ちんにできる。一瞬でできる。
キーボード
最大不安要素といえるのは、なんとキーボード。ちょっと涙でる。このマシンならではの薄さは、キーボードにも言える。が、キーボードが薄いというのは、ポジティブなこととは言い難い。この新キーボードをアップルがどれだけ力いれて開発しようが、ユーザーにプッシュしようが、数々のラップトップをレビューしてきた僕の指はごまかせない。いまいち。
確かに正確ではある、がイコール使い心地がいいのとは別問題。わざとめちゃ速くかるーいタッチでタイプするよう心がければ、まぁなんとかなる。以下、新キーボードでタイプした文章。
が、このうすーいキーボードのタイプ心地が、個人的になんとも好きになれない。今までのキーボードに慣れているから、変に感じるだけなのか。時間をかければ慣れるもんなのか。とにかく、すっごい違和感がある。
この薄さでもバックライトがあるのはいいよね!
ポートは1つ
でました、USB Type-C。見た目もいい。あれこれアダプターを持ち歩くことになるだろうというのは頭をよぎるけれども…。でも、少なくともお馴染みのヘッドフォンジャックだけはまだありますから!
まとめ
ここ7年間、MacBook Airが展開してきたラインを、今回の新型MacBookが新たな後継者として塗り替えた感じ。美しく、羽のように軽いコンピューター。が、同時に実用的じゃないパソコンに逆戻りしたのでは、という不安もよぎる。Airの1,300ドルよりも高いのに、プロセッサーは遅い。驚異的に薄いけれど、キーボードには違和感がある。ポートも、新たに揃えるかアダプターがいる…。MacBook Airに比べ、実用的なパッケージとは言い難い。
が、Airというモデルが消えたわけではないので、言ってしまえば新MacBookが実用的じゃなくてもそれはそれでいいのかもとも思う。
これはなかなか、辛口と言えるハンズオン。ハンズオン頭のテンションと比べ、最後のまとめではものすごく現実的なところをついてます。あとは色だけなんて迷っていましたが、買うかどうかはもうちょっと考えようかな…。一回落ち着こうっと。
Sean Hollister - Gizmodo US[原文]
(そうこ)