完全なるイメージチェンジ……。
今月21日に米国で開催される予定のWindows 10お披露目のスペシャルイベントでは、新たにIE(Internet Explorer)に代わって実装されるという、マイクロソフト新開発のブラウザ「Spartan」の実態が明らかになるのでは? そんな注目が集まってもいるようですけど、このほど海外メディアのBGRが、上の写真のようなSpartanのスクリーンショットをリークしてきましたよ!
Facebookのページを読み込んだSpartanは、ミニマルデザインの軽量設計を目指している雰囲気を漂わせ、どことなくChromeブラウザに似たUI(ユーザインターフェース)を採用しているようにも見えます。他にもBGRが伝えたところでは、Windows 10に搭載される予定の「Cortana」ライクな音声アシスタント機能がSpartanに組み込まれているため、ユーザは「Twitterのサイトを開いて」とか「このページをお気に入りに追加して」などとブラウザに語りかけるだけで、直感的な操作が行なえるんだとか。また、Spartanと同時に別のブラウザを開き、ウィンドウを分割して、それぞれのウィンドウへ異なるブラウザでページやアプリケーションを並列表示させるだなんてユニークな機能まで用意されているようですよ~。
なお、BGRによれば、マイクロソフトは昨年9月にSpartanのスペシャルチームを立ち上げ、それ以来、次から次へと新たなデザインのテスト開発が進められているそうです。今回のスクリーンショットは、昨年11月初旬の時点での第2フェーズのSpartanに過ぎず、すでに昨年末までに第3フェーズのSpartanが完成しているとのことなので、実際に公開される時点では、流出した今回のスクリーンショットとはまったく別のルック&フィールに仕上がっている可能性も高いですよね。さらに、Spartanという名称も、あくまでもコードネームなので、正式発表時には異なるネーミングとなり得るというコメントまで紹介されています。その肝心のオフィシャルな製品名は、絶対に教えてもらえなかったようですが。
ちなみに、当のマイクロソフトは、BGRが行なった報道内容を受けて、お決まりの「現時点では、この件に関して一切コメントすることはない」とのフレーズを返しているみたいで、やはり真相を知るには、後日のマイクロソフトからの正式発表を待つしかなさそうですね。
source: BGR
(湯木進悟)