先日お伝えした通り、テスラが日本にてモデルSの納車を始めるにあたり、先ほど六本木ヒルズの53階にて、プレスイヴェントが行われました。もちろんCEOのイーロン・マスクも出席しました。
モデルSは完全電気自動車で、ダッシュボード部に17インチのディスプレイが搭載されていたりとテクノロジーがふんだんに盛り込まれていて、クルマ界におけるIoT(Internet of Things)の先駆けとして、よくケーススタディ(英語)に挙げられます。
モデルSのバックドア部。
モデルSのバッテリーは全て、日本製のものが採用されています。日本モデルのみでなく、グローバルでもそうだといいます。
日本での納車が3年ほど遅れた理由というのは、完全電気自動車を走らせるには、数多くの項目をクリアし、認可を得る必要があったため。もちろん日本語対応や、右ハンドル化というものも含まれています。
また、テスラの充電ステーション「テスラスーパーチャージャー」も2015年末までに日本中に設置される予定です。
今回のイヴェントでは、この日を待ちに待ったモデルSのオーナーたちに、イーロン自らの手で、カギを渡していきました。
アップルのiPhone 6やiWatchの登場をきっかけに、今後さらにモノやコトのIoT化は加速していくと言われています。もれなくクルマも同じ。走行性能だけじゃない、ユーザーエクスペリエンスを提供するテスラの今後に注目です。
image by Japan Photography
source: Tesla Mortors
(河原田長臣)