SF映画に登場しそう。
これは先日ロシアの技術博「Innoprom-2014」で披露された、「Russa 1(R1)」と呼ばれる路面電車。将来的にロシアの交通機関に導入される予定だそうです。
開発したのは、高機能戦車を開発するロシアのUralvagonzavod社。この重々しい未来的デザインにも納得できますよね。残念ながら殺傷性のあるビームライフルやバリアは装備していないようです。
上部が突き出た黒光りする車体と赤に光るヘッドライトは、そのまま映画のセットとして使えそう。内装も黒とオレンジ色とシートのクリーム色の組み合わせがかっこいいです。
開発したUralvagonzavodも「線路上のiPhone」と比喩しているぐらいデザインにこだわっているみたいですよ。これが町中を走ればロンドンの二階建てバスぐらい人気のアトラクションになりそう。
Russa 1は190から270人までの乗客を乗せることができ、平均速度は時速24km。さらにWi-FiやGPS、ロシア版GPS測位システムである「GLONASS」、7台のHD監視カメラ、エアコンなども完備しています。量産は2015年ごろを目処にしており、次にロシアで行われるワールドカップまでには路面で走っている姿をみることができるのではないでしょうか?
もっとその姿を堪能したい方はここから見れますよ。
source: Uralvagonzavod via Lost At E Minor
(徳永智大)