言われてみればJavaもドイツ語も同じ「言語」ですもんね、わはは。
米ケンタッキー州議会上院がコンピュータプログラミング言語の単位を外国語の必修単位として認める法案を可決しました。
要するに「スペイン語とかフランス語とか外国語を3年やるより自分はコードを学びたい!」と思えば、それも州内公立高校(米国では義務教育)卒業に必要な外国語科目の単位として認めてやろうよ、ということですね。上院では28対8の圧倒的多数で可決され、下院に回されました。
一般に思われているほど遠くはないのはわかるのですが、自然言語とプログラミング言語ではだいぶ違うスキルという気もするし…どんなものでしょうね?
「高校で外国語のひとつかふたつやらなくてどうするの!」と言うのは簡単だけど、実際問題、今の高校生にはコード書くスキルの方が百倍実用的なわけでして…エンジニア不足×就職難の今日び、こういう法律が通るのはわかります。
法案発案者のデイヴィッド・ギヴンス(David Givens)議員は、急成長中のコンピュータ産業の高収入の就職口により多くの人材を送り込むのがこの法案の狙いだ、と地方紙のクーリエ・ジャーナルに話しています。2020年には推定100万人のプログラマー採用が見込まれているらしく、「就職機会はもう目の前にあるのだ」と意気軒昂。他の議員さんも、これから世界が向かう先が見えているのに、そこで生き残る術を学生に与えないのは「アホだ」と言ってますよ。
自分も時間を巻き戻せるなら大学ではたぶんコンピュータサイエンスのクラス採ってると思う…今からじゃ遅いけど。ケンタッキーのティーンがちょっと羨ましいです。みなさんはこれどう思いますか…?
[Courier-Journal via The Loop via Engadget]
LESLIE HORN (原文/satomi)