ストレスフリーなスキャンをデバイスフリーで実現。エプソンの「DS-560」が初のWi-Fi対応な上にゲキ速!

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    ストレスフリーなスキャンをデバイスフリーで実現。エプソンの「DS-560」が初のWi-Fi対応な上にゲキ速!

    スマホ・タブレットと相性いいスキャナー、見つけた...!

    僕は、仕事場ではPCとタブレットがメインマシンなのですが、紙の資料をもらった時どうしていいか、結構真剣に悩んでいます。タブレットで見られれば便利なのですが、その都度複合機の場所まで行き、スキャンしたデータをフォルダから探してデータを転送して...という手間のかかる作業は面倒だし...。つい放置すれば、いつのまにか机の上で他の書類と一緒に山積み状態。文書を手軽にデータ化できるスキャナーがあればなと考え始めました。

    でもスキャナーってちょっと厄介モノだと思ってたんです。なぜならPCと接続するには、置き場所に困るし、邪魔なケーブルが必要でデスク周りがケーブルや放置された紙でカオスになりしそうな気がしていました。それなら「必要な時だけ接続すればいいや」なんてことも考えてみましたが、いつの間にか使わなくなりそうで、それも嫌。ケーブルを使わずにスキャナーが使えないかなぁと思っておりました。

    そんな時に登場したのが、エプソンが今日発売する新型ドキュメントスキャナー「DS-560」です。

    20140122epson09.jpg

    まずDS-560、サイズが非常にコンパクトです。外寸が297 x 152 x 154mm。エプソンの前機種ES-D350と比較しても、設置面積が26%容積は46%もダウンして、非常に小さいサイズが特長なのです。iPhone 5sと並べて撮影してみました。DS-560の奥行きは、iPhone 5sの縦よりも少しだけ大きいくらいなのです。

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    ボディのボタンも最小限に抑えられているので、操作をミスすることもありません。デスクの上に置いても場所をとらず、手の届くところに設置できるスマートなスキャナーです。

    でもこのDS-560の真骨頂は、デスクに置いておかなくても、もっと便利な使い方ができることにあるのです。

    エプソン初のWi-Fi対応スキャナーで作業がスピーディーに

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    それはPCレス、ケーブルレスでスキャンができることです。DS-560は、エプソンのスキャナーとしては初のWi-Fi対応モデル。だから、PCやタブレット、スマホをペアリングしてスキャナーを操作して、読み取った書類をすぐにデータ化、即座にメールで転送したり、クラウドにアップすることがケーブルで接続する必要なくできるようになりました。

    例えば、仕事用でも家庭でもiPadやスマホ、さらにPCが接続できれば、わざわざUSBケーブルで接続する必要もなく、サッとスキャンしてパッと取り込むまでが短時間で済ませられます。また、PCを立ち上げるのが面倒な時は、タブレットと接続して書類をガンガン読み込ませ、クラウドで共有、後でPCで作業するなんて使い方もできそうです。

    Wi-Fi接続の他にDS-560は、アクセスポイント経由で直接タブレットやスマホに直接接続することも可能。もちろんUSBケーブル接続でPCからスキャンすることもできますよ。

    スキャンしてPDF化までが1分26枚と超高速

    DS-560が1分間で読み取れる枚数は、A4サイズで片面26枚とこのクラスでは激速なスキャン速度を実現しています。さらに両面同時読み込みに対応していますので、1分でA4サイズ合計52面分のデータ化が可能なのです。

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    また、A3、A4、A5、B4タテ、B5ヨコ(主走査方向が同一定型サイズの場合のみ)の紙でもまとめてスキャンできる混在給紙をサポート。こういう使い方は便利そう。

    さらに、A3原稿のスキャンは2つ折りで行うのですが、一般的なスキャナーで必要なキャリアシート(2つ折り原稿であることを機械側に認識させるためのもの)を使わずにスキャンできるようになりました。普段は使わないキャリアシートが、急いでいる時に限っていざ必要で困るなんてシチュエーションもなくなりますね。

    もちろん名刺もスキャンできます。裏表同時スキャンできることはもちろん、名刺サイズで保存できるので、名刺管理もラクラク。

    スキャンと手入力、速さを比べてみた

    さて、これまで述べてきたスキャンの速度が実際にはどれくらい速いかを説明してきましたが、本当に読み込みが速いのか、実際に試してみたいと思います。

    ギズの松葉副編集長と僕が好きなやり方で書類をデータ化するまでを競ってみました。僕はオフィスでも移動中でもタブレットを見ていることが多いので、iPad Airを使ってスキャンした2ページ分のデータをDropboxと同期させてみました。一方松葉副編集長は、紙から情報を抜き出しておきたいとのことでしたので、手入力という手段を選びました。

    では、よーいスタート!

    さすがスキャナー! 圧倒的な速さ! 僕の場合、スキャンした文書がDropboxに出てくるまでに、手入力の松葉副編集長は文書の1/4ページくらいしか終わりませんでした。そして、速さだけではありません。スキャン→PDF化→保存→アプリ連携までが流れるようにできちゃうところがとてもスムーズで簡単便利!

    1つだけ気になったことといえば、スキャンはあっという間に成功したのですが、iPad AirでDropboxアプリを開いた際の読み込みで少し時間がかかったことです。何度か試してみた際には、データ転送速度が速かったり遅かったりしたのですが、おそらくはDropboxアプリの調子が悪かったのかと思われます。ネット環境で速度が変わるのは当たり前ですしね。

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    今回iPad Airで使ったアプリは、「Epson DocumentScan」というモバイル専用スキャニング・アプリです。このアプリを使えば、スキャンしたデータを直接タブレットに取り込めるし、読み取ったデータを外部アプリへ転送して別端末で使うこともできます。仕事でもプライベートでもマルチプラットフォームになってきている人にとって、使い勝手がよさそう。Epson DocumentScanはiOSとAndroid向けに無料で提供されます。

    では松葉副編集長のように「文章を抜き出して使いたい」という方も安心。DS-560には、PCでスキャンしたデータからテキストを抽出してくれる「読んde!!ココパーソナル」というOCRソフトがバンドルされますよ。

    さらにDS-560は、大量文書スキャンにも耐えられるエプソン独自の革新技術を搭載しています。それは、高速にスキャンしてもスムーズな給紙を実現してくれる、新開発のスマートフィーディングシステムです。重送を抑える紙分離ローラーと、重送しそうになった時にスキャンを自動で止める超音波式の重送防止装置によって、大量の書類をスキャンする際の失敗を未然に防いでくれます。

    面倒なケーブル接続さようなら! 1分26枚スキャンとWi-Fi連携で作業が速くなる!

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    読み込みからPDF化まで1分間26枚の高速スキャンと、Wi-Fi連携を装備したDS-560を使えば、設置場所の確保やケーブル接続など面倒なことを気にすることなくデバイスフリーで素早く書類をスキャンできること間違いなし。普段からタブレットやスマホを使っているけど、仕事場や家庭では文書から逃れられないという人には、うってつけのスキャナーではないでしょうか? これ1台で作業のスピードも向上できそうな上に、スマートなデータ化で効率性アップが実現できる気がしてきました。

    DS-560は今日から発売です。価格はオープンプライスで、記事執筆時の価格はAmazonで4万360円。利便性という面を考えたら、仕事場でも自宅でもどちらでも使えそうですよ。普段からタブレットを持ち運ぶ生活の方や、置き場所を気にすることなくスキャナーを手軽に使いたい方には、今年オススメしたい1台です。

    エプソン DS-560

    (鴻上洋平)