XPのサポートは終了しました。
今年4月8日をもって延長サポートも打ち切られるWindows XP。まさか、そのXPがあちこちあるATMに使われているとは知りませんでした。そういやATMの動きやら画面やらって、特に真新しさもないままだったけれど。
例えば、米国では約40万台のATM機があり、それらの多くは、自動販売機を扱う中小企業や個人会社によって管理されています。地方銀行に限らず、全米展開の大手銀行のATMですらも、今となってはかなり古いシステムのままなのです。あのJPモルガンのATMさえも、1万9000台のATMのアップデートを予定しているものの、そのうち約3000台は古すぎてそもそもアップデートすら不可能というのです。
各銀行はマイクロソフトと連携し、延長サポートを購入し時間を確保した上で、アップデートを進めていくようです。すごい数のATMがあるわけですから、これは大きなプロジェクトとなりそうですね。
ちなみに、来年2015年には、マイクロチップが埋め込まれたクレジットカードが導入される予定なので、ATMにとっては正念場が続きます。
そうこ(ROBERT SOROKANICH /米版)