このご時世、ポケットコンピューターに3Dプリントなどが注目されていますが、一生死ぬまで使う大切な大切なガジェットだけど見過ごされがちなものなーんだ? それはトイレだ!
進化系トイレ大国日本に住む私達日本人には便座が暖かくてウォシュレット機能が搭載されたトイレは当たり前かもしれませんが、諸外国のトイレは陶磁器に座って用を足すだけの道具のようなモノ。世界のどこかでは、トイレのさらなる進化のために日々デザインや機能の研究開発している人たちがいます。
以下に紹介する8つのトイレは、昔ながらのトイレで用をたすのに必要な便座を上げる、紙でお尻を拭くなどといった面倒な「作業」全て省いてくれる未来のトイレたちです。
すでに販売済みのものから、コンセプトデザイン段階のものまで幅広く紹介しますよ。
Wellbeing Toilet全ての進化系トイレが自動で動く便座やWiFi機能を搭載しているわけでは無いのです。
Wellbeing Toiletはシンプルにデザインにこだわったトイレ。ブラック&ホワイトの洗練されたモチーフだけではなく、座った感じもナイスで、痔や大腸癌になるのを避けるよう、人間工学的に設計されているそうですよ。健康に良いトイレってことですか…?
よくわかんないけど。
Kohler Numiこの「Numi」は、トイレ界のフェラーリのようなものです。スムーズで直線的なデザイン、フードの下にはたくさんの機能が! この6400ドル(約64万円)のガジェットは、最もラグジュアリーなバスルームのためにデザインされました。
タッチスクリーンによって様々な機能をコントロール、足を温める機能、モーションセンサーでフタを上げ下げまで出来ますよ。はいそこ、ゴミ箱みたいとか言わないの。
Inax Regio来ました、我らが進化系トイレ大国日本製品。
前述の「Kohler Numi」がトイレ界のフェラーリなら「Inax Regio」はテスラです。この高機能に特化したマシーン、コンピューターにも搭載されているような機能も。サウンドシステムが搭載、音楽を読み込むためのSDカードリーダーがあります。
夜中に、センサーが人を感知して、足元と便器内をほんのり照らす機能もあります。プラズマクラスター搭載、そして電力の消費を抑えるエコ仕様。
TOTO Giovanni WashletTOTO製、ジョバンノーニ・ウォシュレット。
その名の通り、ステファノ・ジョバンノーニがデザインしたトイレです。セクシーなカーブに、自動洗浄機能、洗浄パイプ、暖房便座、乾燥機能、脱臭、リモートコントロール、渦巻き流水システム、セフィオンテクトコーティングも搭載していますよ。
おしゃれトイレですねぇ。
TOTO Intelligence Toilet IITOTOのトイレ2つめ。
なぜなら、このトイレ業界のイノベーターだからね。2008年時点で、体重を測ってBMIと血糖値を出し、尿を分析することができる、Wi-Fi対応トイレを販売していたのですから。
そしてこの尿のデータはWii Wit に送信できたんですよね。無駄にすごいです。
Home Core Integrated Toilet1台で何役もこなすトイレはいかが?
例えばオールインワン・バスルームデバイスみたいな。この「 Home Core Integrated Toilet」は洗面台、サイドテーブル、トイレ機能を集約、コーヒーを飲みながらトイレに座って仕事をすることも可能ですよ。
もちろん手を洗うこともできます!
Ultimate Clean Toiletオールインワントイレを語るなら「Ultimate Clean Toilet」も該当します。
なぜならトイレを引っ張ったり畳んだりすることで、大・小のトイレスタイルを1台で実現できるのですから。汎用性や省スペースもさることながら、このトイレはスチームと紫外線のコンビネーションで自動洗浄もするので清潔ですね。
Nelson Ayala's Motorcycle Toiletまるでスワンのようなトイレ。バイクのようでもあります。
白鳥の翼の方を向いてトイレをまたぎ、腕で背の部分を支え、便器の上にお尻を置けば、公衆便所の便座に肌を触れずに済みます。その代わり空気椅子のようになって疲れそうですが。
Brondell Swash 1000これはトイレそのものでは無く、ビデが搭載されたハイテク便座。
おしりを温めてくれる上に、脱臭剤もついていて、振動ビデでトイレットペーパー要らず。
mayumine(ADAM CLARK ESTES/米版)