PS4解体:外は美しく、中はいじりやすい

  • author 福田ミホ
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PS4解体:外は美しく、中はいじりやすい

いじられ美人なのね。

新世代ゲーム機、PS4がついに発売されました。すっきりと美しいボディの中身はどうなってるんでしょうか? というわけで、いつものようにiFixitがバラしてくれました。

ポイントはこんな感じです。

・ハードドライブはシンプルなプラスチックのカバーの下に収まっていて、標準の2.5インチSATAドライブなので、ユーザーが自分で交換可能です。厚さ9.5mm以下で160GB以上のドライブであれば好きなようにアップグレードできます。

・でも残念ながら、外付けのUSBストレージは使えません。

・全般にセキュリティトルクスネジが使われてるので、解体するには対応したドライバーが必要です。

・給電はAC100~240ボルトとユニバーサルなので、世界中で使えます!

・「PS4買ったのに動かない!」って一部のユーザーから苦情が出てるのですが、それはHDMIポートの問題かもしれません。兄弟サイトのKotakuで伝えているんですが、HDMIポート内部の小さな金属片が曲がっていて、それがHDMIケーブルの「歯」の一部を傷めてしまって、ビデオ出力ができなくなるケースがあります。Kotakuがソニーから聞いたところによれば、その場合は曲がった部分を元に戻せば直るそうです。

・不思議と、PS4のマザーボードは上下逆さまに配置されています。そしてとても大きくて、とても緑です。

・ファンもすごく大きいです。でもPS3よりも省電力で、静かに動作するように作られてます。

・電磁シールドは外しにくくて、「チーズおろし器にできそう」なくらいとがってるので、いじってて指を傷つけるかもしれません。

・全体的に、ものすごくきれいですっきりした中身でした。

iFixitによる修理可能度のスコアは10段階の8と高めです。技術のある人には、いじる楽しみもあるコンソールってことですね!

iFixit

Jamie Condliffe(原文/miho)