日本でもスタートしないかな?
読書離れに輪をかけるようにして、電子書籍リーダーの普及で本が売れなくなって、まさに大ピンチの中小書店が増えているというのが北米の現状でもあるようですけど、そんな街の本屋さんからは敵視されがちなアマゾンが、あろうことか「Kindle」シリーズで書店経営者に助け舟を出そうとする新販売計画が発表されましたよ!「Amazon Source」と呼ばれる新たなプログラムでは、書店側がKindleをディスカウント価格で一括購入しては販売し、おまけに購入者が本をダウンロードするごとに、その売上の10%を2年間もらい続けられるようになっています。Kindleで本なんか買われると、本屋さんの売上が落ちて困るという悩みを解消できるかもしれない画期的な試みとアピールされてはいますけど、さてさてどんな展開になるんでしょうか。基本的にオンライン販売が多く、実際に手に取ってみてから購入する機会が少ない電子書籍リーダーを、街角の本屋さんで買いやすくするというアプローチは、意外と普及を支えるアイデアになったりするかもしれませんよ~。
Robert Sorokanich(米版/湯木進悟)