グーグルから音楽サブスクリプションサービス、Google Play Music All Access(以下All Access)が登場しました。
All Accessは今日から米国で開始され、利用料は月額10ドル(約1020円)です。30日間の無料お試し期間があり、早期にサインアップした人は利用料が月額8ドル(約820円)に割り引かれます。
グーグルではAll Accessが新しい音楽発見において他社(Spotifyなどを想定と思われ)より優れていると言っています。見たところ、オンデマンドサービスとラジオサービスがくっついて、パーソナライズオプションもあるような感じです。スマートフォン、タブレット、Webブラウザから利用可能です。
受動的にオススメを聴いたり、能動的にオンデマンドで選んだりが簡単にできます。特に聴きたい音楽がないときは「Listen Now」を押せばすぐに何らかの曲が聴けるし、グーグルの巨大なオンデマンドカタログから選びたい場合はそれも可能です。
そしてすごのは、既存のGoogle Musicの機能もそのまま、完全に統合されてるってことです。オンデマンドの音楽、ラジオ、自分のコレクションのオンラインストレージ機能が統合されてるんです。
グーグルは、音楽ストリーミングサービスではSpotifyやPandoraに先を越されていました。でもグーグルには体力もあるし、利用料も8ドルの間にサインアップすれば相対的に安いです。これからどれくらいのユーザーがGoogle Play Music All Accessに流れるのかどうなのか、見守りたいです。
Mario Aguilar(原文/miho)