買えなくもない価格に...なった?
ソニーがCESで見せた84インチのUltraHDTVには2万5000ドル(約246万円)の価格が付いてましたが、だからって4KTVは何でも新車並みの値段ってわけじゃありません。ソニーの新しい55インチと65インチのTVは(相対的に)安価で、今月末には事前購入予約が可能です。
どれくらい「安価」かって、55インチのXBR-55X900Aは5000ドル(約49万円)、65インチのXBR-65X900Aは7000ドル(約69万円)です。これは、最新のシャープの8シリーズとかサムスンの75インチのUN75ES9000と同等の価格帯です。55インチ、65インチ両型ともにオンラインと店頭で4月21日から事前予約が始まります。最初に入荷するのはニューヨークなど米国6カ所にあるソニーストアで、そこではデモ機を見ることもできます。3840 x 2160の解像度がどんなものか、お店で確認できます。
「ハードが4Kだって4Kネイティブのコンテンツないじゃん!」とご立腹の方もいるかもしれませんが、今年夏には4KメディアプレイヤーのFMP-X1が700ドル(約6万9000円)で発売されます。そこには4Kの10作品とショートフィルムが含まれているので、NetflixでUltraHDコンテンツが入手できるようになるまではそれでなんとかしのげるはずです。
また、今年秋には同じFMP-X1でソニーの4Kストリーミングサービスも使えるようになります(当面米国のみ)。さらにソニーは4Kでリマスターしたクラシック作品もBlu-rayで再リリースしようとしています。
価格とコンテンツ不足というふたつのハードル、どんどん下がるといいですね!
Andrew Tarantola(原文/miho)