大昔、ある大陸がインド洋に沈んだらしい。という最新学説。

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    大昔、ある大陸がインド洋に沈んだらしい。という最新学説。

    Nature Geoscience誌で発表された論文によると、インド洋に大陸が沈んだ証拠が見つかったそうです。これは、インドとマダガスカルが分離した際に、海嶺によってリボン状に分裂したものと考えられています。

    沈んだ大陸というと、アトランティス!?と思ってしまいますが、この大陸の名前はモーリシア(Mauritia)と名付けられたそうです。モーリシアはインドとマダガスカルの間に存在し、6100万-8350万年前に沈んだと考えられています。

    研究者たちはモーリシャス諸島のビーチから19億7100ほど昔の非常に古いジルコン(風化変質に強い鉱物で年代測定によく用いられる)を見つけたことで、この結論にたどりつきました。ジルコンは昔の大陸由来の物だと推定されており、近年の火山活動によって表面にでてきたと考えられています。

    ビーチの砂が古かった」という事からそんなロマンチックな結論を出せることにちょっと感動をおぼえました。

    Nature Geoscience via BBC News

    mio(米版