ギズモードをご覧の皆様、ご機嫌麗しゅう。OZPAの表4のおつぱ( @OZPA )です。
今月のコラムは、久しぶりのデザイン刷新で注目を浴び昨年12月に発売されたアップル社製コンピュータ、「iMac(Late 2012)」について。先日会社で購入し、1カ月ほど使ってみたので使用感などのレビューをやっちゃおうかと思います。
外観について
まずは外観から。
と に か く 薄 いエッジ部分が5mmという驚くべきその薄さは、見るものをとにかく惹きつけます。触るものみな傷つけます。デスクトップをここまで薄くする意味はあったのか? 甚だ疑問ではありますが、薄いことはいいことです。途中で破れてしまわないか不安になりますが、メーカーもしっかり検査していますので大丈夫なのでしょう。何の話なのでしょう。
横から見るとこのような感じ。
このフォルムからもたらされる副次的なメリットとして、「軽い」という点が上げられます。無論ノートパソコンのように持ち運んだりすることはありませんが、急な配置換えも苦になりません。
ただし、この薄さを得るためにDVD/CDドライブが無くなってしまったというデメリットは多少考慮しなければならないでしょう...。クラウドサービスなどの発達により、データのやり取りにメディアを使用しないケースも増えてはおりますが、さすがに仕事においてDVD/CD-ROMを全く使わないという訳にはいきません。別売のDVD/CDドライブを用意しましょう。
スペック・使用感について
続きましてはスペックとその使用感について
■マシンのスペック参考までに、購入したiMacのスペックを以下に記します。
・21.5インチ(Late 2012モデル)
・プロセッサ:2.9GHz Intel Core i5
・メモリ:16GB
・1TB Fusion Drive
HDDとSSDを同時に搭載したFusion Drive。よく使うアプリやデータはSSDに、あまりアクセスしないデータなどはHDDに自動的に配置されるというもので、HDDの大容量 SSDの速度という両方のメリットが活かせる機能。使うまではどのくらいの速度を出してくれるのか疑問だったのですが...いいよ、Fusion Driveかわいいよ。
まず、本体の起動速度。電源ボタンを押してからだいたい30秒ほどでFinderにアクセスできます。残念ながら非Fusion Driveマシンが手元にないため速度を比較することができませんが、SSDモデルのMacBook Airと同じような立ち上がりを目の当たりにした私は落涙しました。
また、各種アプリの立ち上がりもすばらしく速いです。メモリをめいっぱい積んでいる、という点も考慮しなければいけませんが、Photoshop(筆者はCS5を使用中)の起動にかかる時間はおよそ3〜4秒。速いです。速いのです。この前など、アイコンをクリックする前に起動してました。ごめん言い過ぎた。
フィルタの処理などの速度も満足の早さ。SSDのメリットを取り入れたこのFusion Drive、余裕があればこちらのモデルが大変にオススメでございます。
Magic Trackpad
今更なのですが、今回初めてMagic Trackpadを導入しました。
2本指、3本指、4本指を使った各種ジェスチャーは一度慣れてしまうと快適そのもの。特にWebページのブラウジングはこれ無しでは考えられません。無料でDLできるBetter Touch Toolと併用することで、その便利さはもうひとつ上の次元へとランクアップします。
さて。
ちょっと本体からは脱線しますが、私はデザイン会社勤務。Photoshopにて、人の輪郭を切り抜くといった細かい作業を行うこともしばしばです。
正直なところ、そういった類の作業をMagic Trackpadで行うには慣れが必要になってきます。手に馴染んだマウスやペンタブを使用している方がそれらを捨ててTrackpadに移行する手間は、学習コストの面でも疑問符を持たざるを得ないと言うのが個人的な見解です。
ちなみに、意固地な私は「Trackpadですべての作業を行う!」と心に決め、パス取りに挑み今ではマウスとあまり変わらない速度で細かい作業にも対応できるようになりました。これからはガンガン篠崎愛ちゃんのアイコラを作成する所存です(嘘)。
と、言うわけで2012 LateモデルのiMacを1カ月使用しての感想でした。
27インチモデルも市場に出そろってきたとのことですので、購入をご検討の方のご参考になれば幸いです。
iMac[アップル]
(OZPA)