クルマの写真、もっとカッコよくとれないかな~。
デジカメにスマホ全盛の昨今。クルマの写真は撮ろうと思えば誰でも簡単に撮れます。ところがなんというか、いま一つピリッしない、凡庸な写真になりがち。カタログとか雑誌みたいなカッコイイ写真をとるにはどうしたらいいんだろう...なんて漠然と思っていたら、まさにピッタリ、クルマ撮影に特化したカメラアプリ「CARPTURE(カープチャー)」が登場したんです。
そのお披露目はオートサロン2013のマツダブースにて行われました。
プレゼンテーターはアプリソムリエの石井寛子さん、黒と白のソムリエ姿がとてもチャーミング。そしてゲストはレース写真家の熱田護さん。
F1は動きが速いため、シャッタースピードは1/100から1/300秒くらいを目安に適宜変更して流し撮りをするとのこと。でも、例えそれを知ったとしても流し撮りが誰でも簡単にできるわけではありません。
ところがこの「CARPTURE」を使うと、止まっているクルマでもまるで流し撮りをしたかのような写真を撮ることができるんですって。プロもビックリです。
「CARPTURE」の基本機能はカメラ撮影です。「そんなの普通じゃない?」と思いがちですが、ステキなのはかっこよく撮影できる「構図」、アングルガイドがあること。
全9種類あるアングルガイドに従って構図を決めれば定番の写真ができますよ。マツダのデザイナーによる撮影のコツも表示されるので便利です。
さらに素晴らしいのはエフェクト。ただ撮影しただけではなく、動きをつけることでまるで走っているかのようなスピーディな演出ができるのです。ホイールにも回転エフェクトが付けられます。
エフェクトをかけるとアテンザの筋骨隆々としたダイナミックなデザインがさらに浮き彫りになり、マツダのフラッグシップカーらしい堂々とした風格になりました。
会場に展示されていたマツダ ルマンLMP2 SKYACTIV-D Racingもこの通り!
また、クルマの写真を撮っていて困るのがナンバープレート。できればナンバーは写ってほしくないのですが、前後から撮影するとどうしても写ってしまいます。
そんなとき助かるのがナンバープレートを消してしまう機能。黒プレート、白プレートそしてATENZAプレートの中から選んで、写真の上から貼りつければTwitterなどSNSにアップロードしても安心。しかも「CARPTURE」はTwitterやFacebookに直接投稿する機能があるからまさにワンタッチ。
ちょっといたずらしてどんなクルマもATENZAにしちゃうこともできます。アテンザ・ロードスター?
エフェクトは全部で8種類。カタログのようにクッキリした写真にする「Catalog」、指定した色以外をモノクロにする「Part Color」、流し撮り風になる「Drive」、逆にクルマの残像が残る「After Image」、ボケ味のきいた写真にする「Bokeh」、ムーディな白黒写真にする「Rich B&W」、ナンバープレートを隠す「Number Plate」、夕焼けや青空を強調することができる「Color Gradation」が用意されています。
早速、レース写真家・熱田さんがマツダのスカイアクティブ・ディーゼルを搭載したマツダ ルマンLMP2 SKYACTIV-D RacingをCARPTUREで撮影、エフェクトをかけてます。さすがはプロ、アングルガイドは不要で上から斜めに撮ってました。
Driveエフェクトをかけると、確かにまるで走っているかのような躍動感!クルマ専用カメラアプリですけど、別に実車でなくても構いません。
ラジコンでもほらこのとおり。まるで走っているかのようになりますね。
さらには普通のカメラアプリ、エフェクトアプリとして使うことだってできます。
雪合戦の様子も躍動感ある写真に。サッカーゲームだって、目にもとまらぬ速さの動きを表現することができました。ところでこのアプリの名前、カー(CAR)とキャプチャー(CAPTURE)をかけてカー・プチャー(CAR-PTURE)ですけど、カープ・チャー(CARP-TURE)ととることも出来ますね。ん、カープ?
そうです、カープといえばMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島を本拠地とする広島東洋カープですよ。さすがはマツダ、さすが広島です。
CARPTUREは iOS版、Android版が無料で用意されています。ぜひお試しあれ。
[CARPTURE]CARPTURE FOR DRIVERS [MAZDA]
(野間恒毅)