iOS 6の内容は、6月のアップル基調講演でも発表されていましたし、ベータ版もあるので、様々な情報があって正直ちょっともうお腹いっぱいって感じでした。でも実際に使うとなると、やっぱりもう一度確認しておこうかなという気分になります。
ということで、iOSの変更点を簡単に列挙してみます。iOS 6はiPhone3GS以降の全てのiOS機器に対応しています。(iPhone3GS、iPhone4、4S、iPad2、新しいiPad。)これらをお持ちの方はざっと目を通してみて、知らない機能があったら、ぜひ参考にしてみてください。
iMessegeiOS 6の最新ベータ版では、iMessageを色んな機器で同期させるここができるようになっています。それが、電話番号で送られてきたメッセージであってもです。つまり、iPhoneに送られてきたメールにMountain Lionから返信できるってことです。しかもそれまでのやり取りもちゃんと表示されます。
Wi-Fiと携帯電話ネットワークiOS 6では Wi-Fi がつながらなくなった時に携帯電話ネットワークを使えるようになりました。AirPlayを使っている時や、Wi-Fi Flash drive(アプリの名前)を使っている時なんかに便利です。どちらにしてもデータ量が半端なさそうなので、データ無制限じゃない契約の人は気をつけたほうがいいかもしれません。
SiriSiriは大幅アップグレードされます。iOS 6のSiriちゃんはスポーツの試合結果も教えてくれるし、映画の時間をリスト表示してくれるし、レストランの予約もしれくれます。ほんと人生のアシスタントっていう感じです。日本でどこまで対応してくるのかは微妙なところではありますが楽しみです。会話時間の差も少なくなるそうですし。
地図これまでのデフォルト、Google MapsをやめてApple独自の地図アプリを作ってきました。データ提供はTomTomです。Google Mapsが素晴らしいので、Appleの地図アプリの出来にちょっと不安も感じますが、曲がり角まで案内してくれるナビや3Dマップが楽しみでもあります。
PassbookアンドロイドのGoogle Walletに対するAppleの答えがPassbookです。カスタマーカード、クーポン、飛行機のチケットなどの情報を管理することができます。QRコードやブルートゥースでレシートを受け取ることもできます。
Facebook写真アプリやSafariから直接ツイートできるように、各アプリから直接、情報や行動をFacebookでシェアできるようになります。ただ連絡帳の同期には注意が必要です。FacebookフレンドがFacebookの連絡先を変更すると電話帳内の連絡先も上書きされてしまいます。
3GでFacetimeFacetimeが出先でも簡単に使えたらいいのにって思っている方に朗報です。これまでWi-Fi環境下でしか使えなかったFacetimeが携帯電話ネットワーク経由でも使えるようになりました。iCloud タブiCloudタブはなかなか期待できる機能です。iCloudアカウントに紐づけられたApple製品間でSafariのタブを共有できるというもの。iPhoneで、iPadで、Macbook(但しMountain Lion)で同じ画面を共有できます。革新的といういうわけではないかもしれませんけれど、いいなと思います。
YouTubeコレまでデフォルトだったYouTubeアプリが廃止されました。YouTubeをSafari経由で見たいという方以外は、Appストアから別途ダウンロードする必要があります。
とこんな感じですかね。もっともっとiOS 6について知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
9月19日が楽しみです。Adrian Covert(原文/mio)