毎度巧妙なトリックと簡単な科学実験で視聴者の目を楽しませてくれるあのリチャード・ワイズマン(@RichardWiseman)教授が帰ってきた! 今度はなんとなんと小遣い稼ぎができるトリック初開陳ですよ。ひとつ仕込んでおけば連戦連勝で嫌がられること間違いなし。
1. お札を指1本で抜くゲーム
紙幣を瓶の口の上に置き、コイン何枚かで重しをし、お札を指1本で抜けるかどうか賭けるゲーム(抜けた人の勝ちにしてもいい)。抜けない方に賭ける人が多いのですがホレこのように...抜けるんです(0:16)。秘密は指にツバつけてやること。こうするとお札がひっついて抜けるんですね~はい(訳者は1回じゃムリでしたけど3回続けてやったら抜けました)。
2. 水にクリップを浮かせるゲーム
コップを水で満たし、そこにクリップを浮かせた人の勝ち。大体は沈むんですが、クリップを真ん中から90度折り曲げて、そこに別のクリップを載せて浮かべてから抜くと...おおおおお!!!(0:54)
3. 三角の向きを変えるゲームコイン10枚で1辺4枚の三角形を作り、「3枚動かして向きを変えた人の勝ち」ってことにします。答えは...3つの角に位置するコインを3枚抜き(1:10)、2枚を新しい底辺に置き、1枚を頂点に移動するだけ。簡単ですね。
4. 9(IX)を6にするゲームローマ数字の9(IX)を紙に書き、「これに1筆足して6にできるかな?」と出題。友だちが誰も解けないところを見届けてから「実はとっても簡単なんだよ」とかなんとか勿体つけながらおもむろに答えを記入します(頭に「S」を足す)。
5. 物まねゲームドリンク2杯と丸めた紙の玉を2個用意し、「これから僕の鏡になってください。僕のやる通りに真似できたら君の勝ち」と伝えます。まず紙の玉をあっちに動かし、こっちに動かし、コップから飲み物をひとくち含みます(但し飲み下さない)。相手もひとくち含んだら、また玉をあちゃこちゃ動かし(この間に相手は飲み下してる)、前のめりになってコップに口からジャーッと飲み物を出し、賭金を頂戴してその場を去ります。
6. トマトをブランデーグラスでコップに移動するゲームミニトマトの上にブランデーグラスをうつぶせにし、隣の寸胴のコップにミニトマトを移せるかどうか賭けるゲーム。トリックは動画の2:01から!
7. 11本のマッチで9をつくるゲームマッチ11本を並べ、「5本動かして9にしてください」と言います。みんなギブアップしたら、「実はとっても簡単なんだよ」とかなんとか勿体つけながらおもむろにマッチを動かし「NINE」に(2:14-)。
8. 紙ナプキンを3つに裂くゲーム紙ナプキンを広げ、左右両面に1cmだけ残して裂け目を1本ずつ入れ、両端を持ってナプキンを3つに同時に裂けるかどうか賭けます。これはどんなにがんばっても2つにわかれてしまうんですよ。
9. 電池を交差させずに掴むゲーム電池を両手の親指の付け根に1本ずつはさみ(2:47)、「反対側の人差し指と親指でそれぞれの電池を取れたら勝ち。ただし電池がぶつかってはダメ」ということにします。友だちがやるとたぶん必ず電池が交差してぶつかってしまうのですが、こんな風に(3:04)指の方を交差させて片方の電池を正負反対につかむと、電池は交差しません。
10.(おまけ)お金を目の前で頂戴するゲーム飲み物をコップ2杯分用意し、友だちに賭けのお金をテーブルに出してもらい、「最初の賭けはバランスゲームだよ。ここ(お札のすぐ脇)に両手をうつぶせに置いてください」と言います。両手の甲にコップを置き、「いいね、動かしたら負けだからね」とかなんとか言いながらおもむろにお金を頂戴します。
satomi(ANDREW LISZEWSKI/米版)