絶対一番になってやる! できるだけ遠くから撮影したスカイツリーの写真を「634ANGLES」に登録してみた

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  • author 三浦一紀
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絶対一番になってやる! できるだけ遠くから撮影したスカイツリーの写真を「634ANGLES」に登録してみた

634メートル。そう、2012年5月22日にオープンする東京スカイツリーの全長です。634メートルですから、結構いろいろなところから見えます。都内にいれば、ほとんどどこからでも見えるといってもいいでしょう。

僕もたまに、東京にいるときに何気なくスカイツリーを撮影することがあります。近くで見ると圧倒的に大きく、遠くから見てもその勇姿にはほれぼれします。

そんなとき、デジタル一眼レフの専門サイト「GANREF」で、「634ANGLES」という企画が始まっているのを発見。これは、GANREFとADOBE® PHOTOSHOP® LIGHTROOM® 4の共同企画で、みんなが撮影したスカイツリーの写真を地図上に表示させていくというもの。いろいろなスカイツリーの表情が楽しめます。

なるほど。じゃあ、僕もギズモード・ジャパンを代表してひとついかしたスカイツリー写真をアップロードしてみよう。そう思い立ちましたが、ただ普通に撮影したスカイツリーじゃおもしろくない! そこで、できるだけ遠くから撮影したスカイツリーの写真をアップしようと思いつきました。

GANREFにアップロードした写真は地図上にピンで表示されます。このピンをできるだけ遠くに配置することができれば、目立てる! 勝てる!! あ、いや別に勝ち負けとかないんですけどね......。どうせやるなら、目立ちたいじゃないですか。

ということで、いろいろ調査した結果、千葉県旭市の飯岡刑部岬展望台「光と風」からなら撮影できるという情報を入手したので、我が家から車で2時間半かけて行ってきましたよ(同じ千葉県なんですけど...)。

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地図で見るとこんなところです。

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これが今回のロケ地です。スカイツリーからの直線距離はおよそ85キロメートルです。

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やや雲が多い日だったので、見通しはあまりよくありませんが、肉眼ではうっすらスカイツリーが見えます。いける!

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今回はニコンのD700と、AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDという組み合わせでチャレンジしました。

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広大な景色!

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撮影する僕!(セルフタイマーで撮影......

ということで、家族連れやカップル、仲良しがいっぱいやってくる展望台で一人孤独に2時間ほど撮影して帰宅。果たしてちゃんと写っているのでしょうか。

僕は、デジタル一眼レフはほとんどRAW撮影を行うため、微調整して現像をする必要があります。今回はもちろん、PHOTOSHOP® LIGHTROOM® 4を使いますよ。

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PHOTOSHOP® LIGHTROOM®といえば、豊富な画像編集機能と画像管理機能、そして各社のRAWファイルの現像に対応したパワフルな写真編集ソフトです。その最新版が3月16日に発売。現在体験版がダウンロード可能。3月末まで使えます。

さっそく使ってみます。撮影した画像を読み込み、OKテイクを選びます。

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わかりづらいですが、これが撮影したままの写真。スカイツリー写ってなさそうですけど、写ってますよ

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赤丸の部分にあります。わかりませんね...

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(画像クリックで拡大)

そこで、やや露出を落とし気味にし、色温度も低く設定。全体的にややぼんやりした写真が、これでしまった印象になりました。拡大をしてみると、スカイツリーがくっきり見えるようになりましたね。

実際にPHOTOSHOP® LIGHTROOM® 4でRAWファイルを現像してみての感想ですが、豊富なプリセットがおもしろいですね。クロスプロセスポジフィルム調古い写真調昨年なんていうプリセットがあって、選ぶだけでいろいろな画質の変化が楽しめます。モノクロ写真のプリセットも豊富にあります

また、「レンズ補正」という項目では、レンズを自動認識してゆがみや周辺光量の補正もしてくれたり、「効果」で粒子を足してフィルムっぽさを演出することも可能。普通の現像パラメータに加えて、かなり細かい調整項目があるので、こだわりの現像をしたいという人にも向いていると思います。

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次はトリミングです。なるべくスカイツリーが中央に来るようにしました。アスペクト比は3:2で固定しています。

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最後に、メタデータで撮影場所の緯度経度を入力。「メタデータ」内の「GPS測定設定」で、Googleマップで調べた緯度経度を入力すればOKです。

これで画像編集は完了。書き出しをした結果がこちらです。

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(画像クリックで拡大)

さあ、これを634ANGLESに登録しましょう。画像のアップロードをするには、GANREFのユーザー登録が必要です。無料なのでお気軽に登録しましょう。

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634ANGLESのページにアクセスしたら、まずは「エントリー方法について、詳しくはこちらをごらんください。」をクリック。すると画像のエントリー方法について表示されます。よく読んでおきましょう。

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さて、ここからは実際にアップロードとエントリーの方法を解説します。まずはGANREFにログインし、「MYページ」にアクセス。そして「写真をアップロードする」をクリックします。

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すると画像のアップロード画面になります。「写真を選ぶ」で写真を選択し、「作品名」を入力。また、「作品の説明」も入力しておきましょう。「カメラ」や「レンズ」はデータベースから選択していくと簡単です。

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画面を下にスクロールすると「カテゴリー」という場所があるので選択します。今回は大カテゴリーを「街並み・建物」、中カテゴリーを「ビル・タワー」に設定しました。そして「キーワード」を設定。ここがとても重要です。「キーワード1」に「スカイツリー」と全角カタカナで入力。「キーワード2」に「Lightroom」と半角英数字で入力します。これを忘れると、634ANGLESに登録されませんので注意しましょう。

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その下の「撮影地」ですが、PHOTOSHOP® LIGHTROOM® 4でGPS測定設定をしていれば、自動的に地図上に配置されるので特に必要はありません。GPS測定設定をしていない場合は、ここで手動で撮影位置を設定しましょう。なお、GPS機能を持つデジカメで撮影した写真をアップロードする場合も、ここの設定は不要です。

設定が終わったら「アップロード」をクリック。これで、自分のポートフォリオに追加されます。634ANGLESは、1週間に1度登録作業があるようなので、それまで待っていましょう。

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さあ、僕が撮影した遠くから撮影したスカイツリー、登録されたようです。むむ、同じくらい遠いところから撮影している人もちらほらいるみたいです。もしかしたら、ま、負けてるかもしれない...

こんなふうに634ANGLESには、いろいろな場所から撮影されたスカイツリーの写真がたくさんあります。これからスカイツリーを撮影しようとしている人には、とても参考になるのではないでしょうか。そして、とっておきのスカイツリー写真があれば、ぜひ登録しましょう。写真は、みんなに見てもらうことで完結するものだと思います。あなたのスカイツリーを、ぜひみんなで共有しましょう。

GANREF x Adobe Photoshop Lightroom

(三浦一紀)