「Motorola Mobility買収でGoogleもAppleみたいになりたいんだろ? 」
「Motorola Mobility買収でAndroid端末を作っている日本企業に大打撃! 」
Motorola Mobility買収のニュースって、Googleの思惑とは別に世間ではこんなことを言われちゃったりしてますね。でも、僕はGoogleを信じますよ。そう、特許のためにMotorola Mobilityを買収したってことを...。
上の図はパテントスコアによる携帯電話分野での特許の競合状況をまとめたものだそうです。右上に大きく存在する企業は特許面で競合他社と比較して優位にあることになるようです。総合力は各企業のパテントスコアの総数、光る技術は1件あたりのパテントスコアの数、丸の大きさは保有する特許の総数のようです。
モトローラも丸の大きさはNOKIAやERICSSON、QUALCOMMとそんなに変わらないようですね。逆に丸の大きさの割には、総合力も光る技術も伸び悩んでいる感はあったようです。
ちなみに、ギズが大好きなAppleなんかは非常に特徴的で丸の大きさも総合力も少ないですが、光る技術は飛び抜けていますね! まさに「小粒でもぴりりと辛い」って感じです。
さて、Motorola Mobility買収でGoogleの特許パワーにどんな異変が生じるかというと...下の表を見てみると一目瞭然ですね!
この表は、GoogleやMotorola Mobilityの特許を引用するお得意様ランキングでもある訳ですね。皆さんご存知のよく知る企業名が名を連ねています。
まずは、Google単体を見てみると、筆頭はMSだったんですね。まぁでも、パッと見た感じでは携帯電話メーカーというよりも、ネットに力を入れている企業が目立ちますので、最近のMS事情を考えるとそんなにおかしなことでもないんでしょうかね。
次に、Google Motorola Mobilityを見てみると、激変していますね! Google単体の時に10位ランク外だった企業が赤字になっていますが、QUALCOMMやERICSSON、SAMSUNGといった携帯電話に力を入れる企業が軒並みランクインしています。
これで、Googleがあんなに頭を悩まされていた特許問題も一気に解決しちゃいそうな感じがしませんか? Googleにとっては、Motorola Mobilityのおかげで特許で他社からいじめられるといった心配は、ほぼなくなりそうですね。逆に、Googleが他社をいじめたりしないですよね? し、信じてますよ...!
Googleの特許力が激変! Motorola Mobility買収で[Patent Result]
(KENTA)