ニュースはWebで。そんな人が多い今日この頃。朝日新聞は新聞に近いレイアウトで記事が見られる「朝日新聞デジタル」アプリをリリースしました。
この「朝日新聞デジタル」は、パソコンやiPhone、iPad、Androidで利用できるニュースアプリ&サービスの総称で、App StoreやAndroidマーケットでは、アプリが配信開始されたばかりです。
「朝日新聞デジタル」を利用するには、事前にhttp://digital.asahi.com/info/にアクセスして登録作業を行います。現在は申し込み翌月末まで無料の「最大2カ月無料キャンペーン」実施中なので、タダで利用できますよー。
iPhone版「朝日新聞デジタル」でログインするとこのとおり。重要なニュースは大きめに表示される、新聞ならではのテイストを再現しています。各記事の全文を読みたいときはその部分をタップします。
記事名、記事配信時間、写真、キャプション、本文がずらっと並びます。よくよく見ると画面の左右は、新聞紙っぽさを感じさせるデザインで彩られていますね。
画面をフリックすると、1面、政治・政策、経済、国際、広告、スポーツ、社会、話題...といったように、カテゴライズされたニュース記事が見られます。また右上のボタンをタップして、最新のニュースを読み込みなおします。
もちろん写真や動画が掲載されている記事でも、ワンタップで自由自在に閲覧が可能です。
ここで「ナビ」をタップしてみました。ここでは前述したページごとのカテゴリ名が表示され、それをフリックして選択できるので、読みたい記事に素早くアクセスできます。
また24時間休み無く最新記事が見られる「24時刊」、毎朝4時頃に1日分のニュースが更新される「朝刊」、健康やエンタメ情報、旅など生活情報関連の記事と、著名人によるコラムが掲載されている「You刊」への切り替えもできます。
また、朝日新聞デジタルのオリジナル機能として、「MY朝日新聞」が搭載されています。この機能の中にある「MYセレクト」は金融・財政、映画、音楽、天声人語、プロ野球チーム別、Jリーグ(J1)チーム別などのジャンルから、自分の好みの面を選び、オリジナルの面を作ることができます。ここで設定したMYセレクトは、サーバーに保存され、他のアプリ版でも見ることができます。
「MY朝日新聞」のもう一つの機能である「MYキーワード」は、自分の気になるキーワードを5つまで登録し、キーワードに基づいた一つの面を作成してくれる機能です。MY朝日新聞の機能は昨今のウェブ事情をよく理解して作られていますね。アグリゲートしてくれる情報は、もちろん朝日新聞からの記事となっているので、流石に情報量が豊富な新聞社だと思わされます。
「ダウンロード」をタップすると広告を除くすべての記事を端末に保存可能です。
一度ダウンロードした記事は、電波の届かないところや機内モードをONにしているときでも見られますよー。
また「書庫」をタップすると、過去一週間の記事にアクセスできますし、ここからダウンロードすることも可能です。
「ツール」からは、朝日新聞本紙の過去記事1年分を検索し放題です。参考資料を探しているときには役立ちそうですね。
そして、重要なニュースをポップアップで教えてくれる「超速報」機能搭載。見逃せないニュースを視覚的に分かりやすく知らせてくれます。
アプリを使ってみての感想ですが、新聞を読む、記事を見る、ということに関して良くできているし、これだけの記事と機能があれば手放せないものになりそうです。
アプリ自体は無料で、1つのアカウントで登録さえしてしまえば、iPhone・iPad・Androidスマートフォン・PCと、端末を選ばず利用できます。朝日新聞を定期購読している人なら月ぎめで新聞料金+1000円、デジタル版のみの場合は月ぎめ3800円で利用可能です。家族住まいの方で、おとーさんは新聞、子供は移動中に「朝日新聞デジタル」でニュースをチェックという使い方にぴったり。
無料で使えるキャンペーン中に、ぜひとも一度お試しあれ。
(武者良太)