乗りたい!
オーストラリアのメカニカルデザイナー、クリス・マロイさんが、ホバーバイクを作っているそうです。そう、ホバーバイクです! 見た感じクアドロコプターのようなARドローンのような感じなんですが、完成したら、マロイさんいわく高度約3000メートルまで上昇でき、時速173マイル(約278km)も出せるんだそうです。
大きさは大体一般的な乗用車と同じくらい、エンジンは1170ccで最大出力80kW、ボディはケブラー強化されたカーボンファイバーでできていて、プロペラは(オーストラリア産なだけに)タスマニアン・オークにカーボンファイバーのエッジを付けたものになっています。
飛ぶためのメカニズムはチヌーク・ヘリコプターと同じで、対称に回転するローターが互いの回転トルクを打ち消し合うというものです。また操作はバイクと同じような感じで、ハンドルバーの右グリップでスロットルコントロール、左グリップで上昇・下降ができるようになっています。こちらは動画です...といっても、ホバーバイクが飛んでいるところではなくて、プロペラに空気を当てたときの流れを見せてくれてるものです。
実際動く様子を見てみたいところですが、ホバーバイクの正式なテストはできていません。本当のテストはこれから数ヵ月以内に行われる予定で、でき次第その模様は動画で公開してくれるとのことです。マロイさんは現在このホバーバイク計画に資金提供してくれる人を募っていて、今後1年以内に限定生産、その後2年以内にフル生産を目指しています。予定価格は4万ドルからだとか。
貯金を始めないと...!
[Hover-Bike via Gizmag]
Casey Chan(原文/miho)