突如として1週間の仕事もラストスパートの金曜午後に日本列島へ襲いかかった東北地方太平洋沖地震は、災害発生から24時間以上が経過した現在でも刻々と被害の大きさが明らかになってきており、涙なしには見られない各被災現場の惨状も伝わってますが、人々の日常生活に大きなインパクトを与えた様子を物語る写真の数々が海外に配信されて、日本に向けた応援メッセージも続々と寄せられつつあります。
激しい揺れの直後、ある東京都内のホテルでのロビーの様子です。慌てて従業員の皆さんも避難しています。
交通が麻痺したため、駅のロビーにもテレビのニュース速報を眺めながら待つ大勢の人々の姿がありました。
3月とはいっても、この日はまだ日本は寒い寒い天気で非常用の毛布にくるまりながら待つ人々も少なくなかったようです。
運行を中止した列車の線路を徒歩で脱出する人々の姿も。
東京駅構内にも列車の運行再開まで仕方なく待つ人々があふれていました。
帰宅する電車が止まっているため、品川駅でも心配そうに列車の運行状況をチェックする険しい表情の人々が目立ちました。
駅員さんたちも夜中まで大忙しでした。
品川駅の外ではバスを待つ人々の大行列もできてました。
空の便も欠航が相次ぎ、羽田空港でも大変でした。
どこでもとにかく一夜を明かせる場所にと、空港内で眠らざるを得ない人々も大勢でしたね。
飛行機の運行再開を待ちながら、結局は夜が明けてしまいました...
仙台市内の病院では、患者さんたちも屋外へと緊急避難せざるを得ませんでした。
避難所にも親子連れを含め多くの人々が逃れて来られました。緊急用の毛布で暖を取りながら、避難生活を続けている方々が現在も大勢おられます。
そしていまも救急隊員の皆さまは現場で懸命の救助活動に挑んでおられます。
Andrew Tarantola(米版/湯木進悟)