「超新星爆発」とは大質量の恒星がその一生を終えるときに起こす大規模な爆発現象のことです。今回の研究では、爆発の際の衝撃波や宇宙線が発生するしくみを世界一強力なレーザーによって再現し確かめるとのこと。
wikipediaによれば
超新星爆発が発生すると、強烈なガンマ線が周囲に一斉に放たれる。このガンマ線の威力は凄まじく、超新星爆発を起こした恒星から半径5光年以内の惑星に住む生命体は絶滅し、25光年以内の惑星に住む生命体は半数が死に、50光年以内の惑星に住む生命体は壊滅的な打撃を受けるとされる。
とのこと。どんだけのパワーなんでしょう。宇宙やべー!
ところで実験に使われるNIFなんですが...
内部の写真を見ると物凄くSFの様な世界観です。
これは核融合を起こすターゲットチェンバーと呼ばれるもの...
すげーな。
「UFO開発してます」って言われても全然違和感無いですね...。
約4千億円をかけて2009年に完成した最新鋭研究施設とのこと。
水爆と同じ状態を人為的に作り出し、経年劣化した核兵器の爆発性能を確かめる実験をすることがこの施設の主な目的なんだそうです。ここで作り出される超高温、超高圧の状態は輝く星に近い環境なんだとか。是非とも今回の研究では宇宙の謎を解明して頂きたいものです。
阪大が米核兵器研究所で共同研究へ 超新星爆発を再現[asahi.com]
シンポジウム「徹底討論 核融合」-米国NIF紹介[kenbunden.net]
[National Ignition Facility & Photon Science]
超新星 [Wikipedia]
(鉄太郎)