バレないまま3年も過ぎてたんだそうです...
あらゆる手口を使って航空機の爆破テロが試みられる恐ろしい時代になってきましたけど、国際空港で行なわれる入国審査にトンでもない不正が発覚しちゃいましたよ。無実の一般市民が国に何年も帰れない悲劇に非難轟々みたいですね。
事の発端は英国国境局(UK Border Agency)のエリート職員が昇進の推薦を受けていた時に、ふとこの男性の妻がテロリストの疑いがある要注意人物のブラックリストに載せられているのを発見されたことに始まります。「君の奥さんにはテロリストの容疑がかけられているのだが、どういうことだい?」と問い詰められ、実は自分でこっそりとセキュリティーデータベースへとアクセスし、妻をリストに載せたと白状して明らかになったとのことですよ。
妻と上手に別れる方法はないものか? そんな願いをかなえるため、ひそかに自らの職権を乱用して妻を再入国できない危険人物リストに登録し、海外旅行に送り出したそうで、そんなことをツユとも知らない妻は、どういうわけか帰国を拒否されたまま3年以上が経過していたようです。このままだれも気づかなければ、永遠に国へ戻れなかった可能性もあるんですって!
もしかして他にもこういう不祥事がいっぱいあるのでは? 現在、事件を起こした英国国境局には批判が殺到中なんだとか。ちなみに当の不正を犯した職員は懲戒免職処分となり、無事に妻は再入国を果たして戻ってきたそうですが、その後の2人の結婚生活の行方はどうなったんでしょうかね~
[UK Border Agency via Daily Mail]
Max Read(米版/湯木進悟)