「低燃費の飛行機の設計をしてほしい」NASAの要求に対して、ロッキード、ノースロップ・グラマン、ボーイングが出した三社三様の答え。

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    「低燃費の飛行機の設計をしてほしい」NASAの要求に対して、ロッキード、ノースロップ・グラマン、ボーイングが出した三社三様の答え。

    昨年、NASAロッキード・マーチン社、ノースロップ・グラマン社、ボーイング社に対して、こんな依頼を行いました。

    「2025年の運航に向けて、静かで低燃費のパーフェクトな飛行機を設計して欲しい。」

    NASAが要求したのは、以下の通りです。

    速度は音速の85%であること。(およそ時速1040km)

    飛行距離7000マイルをカバーすること。(およそ1万1000km)

    旅客と貨物合わせて、積載可能重量を5万ー10万ポンドにすること。(およそ23−46t)

    そこで出来上がってきたのがこちらのイメージです。

    top画像はロッキード社のもの。そして下の画像がノースロップ・グラマン社。

    110124main_ng_doublefuselage_1500x951.jpg

    それからボーイング社のもの。

    110124509923main_boeing_avc_2441x1742.jpg

    おなじ課題に対して、どのようにアプローチしているかが異なっていて非常に面白いです。それにしても、2025年には一体どんな飛行機が飛んでいるんでしょうね。この中のどれかに近いのか、それとも全然違った別の形があるのか。楽しみです!

    [NASA]

    Jesus Diaz(原文/mio)