東京にある、30平米の土地に建てられた小さい家の話が海外メディアに取り上げられていました。
東京では20平米・1DKの家賃が10万以上とか、高くて狭い家についてはあまり驚く事でもないのですが、そんな中でも、守屋冬人さんが母親と同居しているたった車1台分の駐車スペースの上に建てられている3階建ての家は鮮烈でした。
守屋さんが39歳の時、東京に30平米の土地を購入しました。
もともとその土地は駐車用スペースとして売りに出されていてましたが、車ではなく、母親と彼自身がそこに住むことになりました。
そのスペースに家を建てるには、50万ドル(約4,200万円)と建築上の工夫が必要でした。
守屋さん家のリビングは狭く、だいたいウォークインクローゼットと同じくらいのサイズ。
収納は、壁やキャビネットや階段のコーナー部分にうまく隠れるように設計されています。
地面から垂直につくられた螺旋階段で3つのフロアを繋いでいます。
円形ではなく三角形の構造となっていて、スペースを節約し、シンクは一般的なものより半分ぐらいのサイズ。
窓はできるだけ外光を取り入れるために通常より大きめに作られています。
守屋さんは、
大事なのは、家の大きさではありません。私にとってもっと大事なのは、雰囲気です。
住むとなると建物を重視しがちかもしれませんが、私はそれよりも住む地域や環境を重視しています。
とおっしゃっています。
この家が東京のどこに建てられたのか気になりますが、建築費用が4200万円、それだけあれば都心でもそこそこのマンションが買える気がしますが...、いろんな考えの人がいるのですね。
Kyle VanHemert(原文/mayumine)