主演はなんと日本人(原紗央莉と葉山豪)。
自宅で3Dポルノならまだしも、高さ18mの大画面で延々2時間あれを3Dで観るのはどうかなーって思っちゃいますけど(ほら、周りに人もいますしね...)、そんな僕らの心配をよそに香港で今、制作費300万ドル(2.5億円)と投じて、IMAX専用カメラで史上初のIMAX 3Dポルノ映画の撮影が着々と進んでいます。
タイトルは『3-D Sex &Zen: Extreme Ecstasy』、プロデューサーはスティーブン・シュウ(Stephen Shiu、蕭若元)、監督はクリストファー・サン(Christopher Sun)。
『3-D Sex &Zen』は、地下の隠微な隠れ家を舞台に繰り広げられる官能ファンタジーです。1966年にやはりスティーブン・シュウがプロデュースした同名タイトルの3D版でしょうかね? ロイターは「1991年の同名タイトル映画は興行収入260万米ドル、香港で興収No.1のアダルト映画として10年以上君臨した」と書いてるけど。
物語は、中国春本の古典『肉蒲團(肉ぶとん、The Carnal Prayer Mat)』がベースです。肉蒲団とは、
主人公の青年、未央生が色道遍歴の末、仏門に帰依する(ソース)
というワケのわからないストーリー。またの名を『覚後禅』、『耶蒲縁(やほえん)』、『野叟奇語鍾情録(やそうきごしようじようろく)』、『循環報』、『巧姻縁』とも言います。
映画も描写は露骨ですよ。サン監督はこう語ってます。
セックスシーンは露骨で、暴力シーンもところどころありますが、ストーリーの主題は愛です。クローズアップ多数。まるで視聴者のわずか数センチ先に俳優がいるみたいですよ。
[...]みんなエロだけじゃなく、何かワッと驚くものを求めているんですよ!
そりゃそうかもしれないけど、目と鼻の先数センチでぶらぶらする巨○を3Dで見たい人がいったい何人いるのやら...3Dメガネも(護身用に)配るみたいだけどね...。どうせならIMAX劇場にもカメラ取り付けて聴衆の反応も撮ってもらいたいところです、はい。
[Reuters]
Jesus Diaz(原文/satomi)