映画の中のヒロインから、あなたの携帯に電話がかかってくるんです。
ん? どういうこと? って思いますよね。こちら、Last Call by 13th Streetは、初のインターラクティブなホラー映画で、主人公からランダムに選ばれた観客に電話がかかってきて、「助けて!」「私、次にどうしたらいいの?」とか「あの人を助けるべき?」と観客に助言を求めてきたりするんです。
そして、電話をもらった観客は「逃げて!」とか「隠れて!」「そっちに言っちゃダメ!」とアドバイスすると、主人公は意見を取り入れ、ストーリーが展開されていくんです。
これは、新しいドイツ映画なんですけど観客を巻き込んで、映画の中キャラクター達と劇場の中人達の気持ちを一つにすることができる、本当に新しいタイプの映画ですよね。ビデオを観ていると携帯に連絡がきた観客だけじゃなく、映画館の中にいる人たち皆が、どうするべきか?声にだしていて、かなりの一体感ですよ。ホラー映画は苦手だから、よけいに怖そうだけど、これなら、ちょっと体験してみたいかも!? ビデオで済ます派もこればっかりは映画館に足を運ばなきゃですよねー。
で、どういう仕組みになっているかというと?まず、観客は映画が始まる前に自分達の携帯番号を登録しておきます。すると、ランダムに選ばれた観客に映画の途中で突然電話がかかってきます。そして、アドバイスをすると、音声認識システムのソフトが、観客の命令を映画のストーリーに
反映していくという仕組みになっているそうです。ちなみに、観客が指示できるキーワードは「左」「右」「そこにいて」「逃げて」といったかんじの言葉だから「服を脱いで~」っていう指示は無視られちゃいますけどね。ふふふ。
日本語対応もするのかなぁー?
[Jawbone via Maria Popova]
- Kyle VanHemert(原文/junjun )
※コメントありがとうございます修正しました!