GiXo Ltd. https://www.gixo.jp Wed, 08 Jan 2025 10:40:59 +0000 ja hourly 1 「ジェイアール名古屋タカシマヤ」開催、日本最大級のバレンタイン催事「2025 アムール・デュ・ショコラ」で実施するスタンプラリーキャンペーンにギックスのキャンペーンプラットフォーム「マイグル」が採用 https://www.gixo.jp/news-press/26389/ <![CDATA[ギックス]]> Thu, 16 Jan 2025 01:00:00 +0000 https://www.gixo.jp/?post_type=news-press&p=26389 <![CDATA[

株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:網野知博、以下:当社)は、株式会社 ジェイアール東海高島屋(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:粟野光章)が運営す...

The post 「ジェイアール名古屋タカシマヤ」開催、日本最大級のバレンタイン催事「2025 アムール・デュ・ショコラ」で実施するスタンプラリーキャンペーンにギックスのキャンペーンプラットフォーム「マイグル」が採用 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
<![CDATA[

株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:網野知博、以下:当社)は、株式会社 ジェイアール東海高島屋(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:粟野光章)が運営する「ジェイアール名古屋タカシマヤ」(愛知県名古屋市)にて、1月17日(金)より開催するキャンペーン「2025 アムール・デュ・ショコラ ドキドキデジタル スタンプラリー」に、当社提供の商業施設・観光事業向けキャンペーンプラットフォーム「マイグル」が採用されたことをお知らせいたします。

詳細については、こちらよりご確認いただけます。

The post 「ジェイアール名古屋タカシマヤ」開催、日本最大級のバレンタイン催事「2025 アムール・デュ・ショコラ」で実施するスタンプラリーキャンペーンにギックスのキャンペーンプラットフォーム「マイグル」が採用 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
12周年パーティーを開催しました https://www.gixo.jp/blog/26397/ <![CDATA[ギックス]]> Thu, 09 Jan 2025 01:00:00 +0000 https://www.gixo.jp/?post_type=blog&p=26397 <![CDATA[

株式会社ギックスは、2024年12月12日に創業12周年を迎えました。毎年12月には「周年パーティー」を開催している私たち。今回は、東京・表参道で行いました「12周年パー...

The post 12周年パーティーを開催しました appeared first on GiXo Ltd..

]]>
<![CDATA[

株式会社ギックスは、2024年12月12日に創業12周年を迎えました。
毎年12月には「周年パーティー」を開催している私たち。
今回は、東京・表参道で行いました「12周年パーティー」の様子をご紹介いたします。

改めまして、ギックスで営業事務周りを担当しております、春原です。
毎年行われている「周年パーティー」の運営は、社内の有志メンバーで実行委員会を編成して行われており、私もその1人として主催者側で参加させていただきましたので、その裏側含めて少しご紹介させてください。

コンセプト

「参加者同士の会話量を増やし、新たな横のつながりを生む」を今回のコンセプトに設定しました。

コンセプト設定の背景

ギックスはフルリモート・フルフレックス制度を導入し、場所や時間に縛られない働き方が可能となっているため、出社についてはメンバーの裁量に任されています。
メンバー1人1人が自分に合った場所や時間で働くことでパフォーマンスの最大化を図っておりますが、そうした状況なので、物理的に会う機会が少ないメンバーもちらほら。。。

加えて2024年は特に多くのメンバーがギックスに入社したので、今回のパーティー参加希望者は100人近くとなっておりました。(昨年の倍近い人数)

そんな状況を踏まえて、周年パーティー実行委員会の中で話し合い、コンセプトを設定しました。

実行委員

前段でも少し触れておりますが、開催にあたり有志による実行委員を募集しており、今回は9名が手を挙げてくれました。

私は入社して1年に満たないのですが、入社前に過去のパーティーの記事を読んでいまして、入社したらぜひ運営側で参加してみたい!と思っていました。

特に、下記のような運営の考え方にとても共感しておりました。

会社が大きくなっていく中で、人によって興味範囲も違いますし、それをすべて調整するのは不可能です。だからといって、常に特定の人に主導されると、それはそれで「なんか違う」という気持ちを抱く人も出てきます。

そういう微妙な空気を抱えながらイベントを行っても、あちこちに不満が溜まります。やはり「やりたい」「やってみたい」という人が企画し、参加する人は全力でその人たちを応援する(邪魔しない、後押しする)ことが理想的な形だと、私たちは考えました。

(出典:10周年パーティーを開催しました

そんなわけで、今回もこれまでの伝統を引き継ぎつつ、新たなチャレンジもしつつ、準備を進めていきました。

(※以下、事務局のメンバーを除き、人物画像は加工されています)

イベントの様子

当日のイベントは2部構成となっており、1部ではチーム対抗で得点を競い合い、2部では懇親会を実施しました。

第1部スタート

1チームあたり7人~8人、計10チームによる対抗戦で、会場内で行う「クイズ大会」と、会場の外に出て街の写真を撮る「フォトコンテスト」の2つのゲームを実施しました。

1チームをさらに2グループに分け、前後半を入れ替えながら「クイズ大会」と「フォトコンテスト」を同時に実施する、という進行でした。

全員が両方のゲームに参加できる仕組みなのですが、チーム対抗戦に勝つためにはメンバーの特徴など踏まえてグループ編成する必要があり、各チームとも最初の作戦会議タイムとグループ分けからとても熱が入っていました…!

クイズ大会の様子

難読漢字クイズや、ギックスに関わるクイズなどが出題され、皆さん頭を捻らせながら回答してくれていました。
中にはフォトコンテストの撮影で会場外にいるチームメンバーに連絡を取って回答しなければいけない問題もあり、チーム内の連携力が試されていました。

特に盛り上がっていたのは、割合当てクイズ!
事前にギックス内でアンケートを取らせていただき、その回答割合を正解とした問題をいくつか出題。

まさかのピタリ賞も続出し、大いに盛り上がりました!

知識を問うようなクイズだけでなく、ギックスメンバーの考えを推察する必要があり、予想と大きく外れたときには「そんなぁ…」という声が多数あがっておりました。

フォトコンテストの様子

こちらは「表参道に隠れたXを探せ!」と題し、会場から飛び出し街並から「X」を探して写真を撮り、審査員(実行委員)が美しさと珍しさの観点から採点をする、というものでした。

ちなみにここで使用したツールは、ギックスが2024年8月に事業譲受した、誰でも気軽にフォトコンテストを開催・参加できるフォトコンテストサービス「Camecon(カメコン)」。周年パーティーで横のつながりを作りながら、自社の事業理解も深めよう、という一石二鳥な企画です!(カメコンのサービスサイトはこちら

フォトコンテストのテーマにした「X」という文字は私たちの会社名「GiXo」にも含まれています(社名の由来はこちら)。社員一同の思い入れが強かったのか、実行委員が想定していたものより素敵な「X」が多数撮影されました!

以下にその一部を紹介させていただきます。

スクランブル交差点を上から撮影するチームや、ビルで創り出されるXを見つけたチーム、Xmasの上にあるXというダブルミーニングで投稿したチーム等、各チームの発想力が重要になるゲームでした!

第2部スタート

チーム対抗戦が終わり、全員が会場に戻ったタイミングで懇親会が始まりました!
コンセプトである「参加者同士の会話量を増やし、新たな横のつながりを生む」ために、席は決めずに立食形式で行われました。
普段はあまり話さないメンバー同士でも交流が生まれておりました!

結果発表

懇親会の間で、第1部の結果発表が行われました!
どこのチームが優勝するのか…ドキドキ…!

結果が発表された瞬間は、全員がスクリーンに前のめりになっていました!
それだけ本気で参加されていたということですね。。。

運営していた身としてはとても嬉しかったです!

サプライズ

なんと今回は12周年を記念して「ギックス12周年ケーキ」を準備していました!
実行委員以外には秘密にしていたので、登場した瞬間は大変盛り上がりました!

みんなで12周年ケーキを食べながらお祝いをしてパーティーはお開きとなりました。

おわりに

運営側としては無事にすべてのコンテンツが終了してホッとしております。
想定外だったのは、ギックスメンバーが何事にも本気で取り組みすぎることでした。ゲームへ臨む姿勢や作戦を立てるときの真剣な表情、結果発表時の盛り上がり…とにかく皆さんが全力で楽しんでくれていて、運営冥利に尽きるなぁと感じておりました。

また、こちらの記事をここまで読んでいただいた方は、多少なりともギックスへ興味を持ってくださっているのかと思います。

どんな雰囲気の会社なんだろう…?フルリモートやフルフレックスの環境で働いていると社員同士の繋がりが薄くなってしまうのでは…?などなど、気になることがたくさんあるかとは思いますが、この記事で少しでもギックスのことを掴んでもらえたら嬉しい限りです。
ギックスの行動指針についてはこちらの記事をご参照ください。

もちろん対面でお会いすることも重要だとは思いますし、今回のパーティーはそうした場で新たな横のつながりを生みだすために行われました。

ただ、会うことで生まれるつながり以上に「何事にも本気で取り組む」、そんな1人1人の姿勢がギックスを支えているのではないかと、今回のパーティーを通して実感しました。

運営側だけでなく参加者側も本気で取り組んでくれたおかげで素敵な12周年パーティーになったのだと思います。

(本気で取り組んでいるので、今回の反省もしっかりと行なった上で来年の実行委員へ引き継ぎたいと思います…笑)

誰にでも合う会社など存在しないと思いますが、ギックスはこんな感じです!
自分のつたない文章だと伝えきれない部分もあるかと思うので、興味がある方はぜひご連絡ください!(採用ページはこちら

最後に実行委員での1枚!

The post 12周年パーティーを開催しました appeared first on GiXo Ltd..

]]>
挑戦を恐れない環境で成長する ギックスのプロジェクトマネージャーが目指す新しい価値創造 https://www.gixo.jp/blog/26371/ <![CDATA[ギックス]]> Fri, 27 Dec 2024 00:30:00 +0000 https://www.gixo.jp/?post_type=blog&p=26371 <![CDATA[

プロジェクトベースでクライアントに価値提供を行うギックスでは、大きく2種類のプロジェクトが存在します。1つはデータ活用におけるクライアントの課題を特定し、その解決策への示...

The post 挑戦を恐れない環境で成長する ギックスのプロジェクトマネージャーが目指す新しい価値創造 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
<![CDATA[

プロジェクトベースでクライアントに価値提供を行うギックスでは、大きく2種類のプロジェクトが存在します。1つはデータ活用におけるクライアントの課題を特定し、その解決策への示唆を見出すもの、もう1つは得られた示唆をもとにしたシステムの開発を行うものです。

今回は後者のプロジェクトをマネジメントするTechPMに焦点を当て、具体的な業務やその魅力について、2023年よりギックス・プロフェッショナル・ネットワーク(GPN)の一員としてプロジェクトに従事し、2024年5月に正社員として参画した矢部 真史と、創業期に未経験ながらデータアナリストとして入社し、現在はDIプラットフォーム事業のPMを務める加藤 翔也が語りました。

2名のPMによる、ギックスとの出会いとプロジェクトマネジメント観

―まずはお二人のご経歴から教えてください。

矢部:私は2005年に新卒で入社したリクルート時代のファーストキャリアが、今でいう「PM」でした。学生時代はシステム工学専攻だったので、プログラムの書き方やシステムの作り方を分かっていたことも、業務経験なしでPMを担当することになった理由の1つかもしれません。そして2007年に上海に赴任した際に、今で言うPdM(プロダクトマネージャー)を担当しました。今ではサービスは終了してしまいましたが、中国版のゼクシィやホットペッパーなどのサイトを中国人エンジニアと開発しました。

一般的にプロダクトを開発するためのプロセスは、ビジネス要件をまず決めてからシステムの要件定義をするという順序になると思います。さらに細かくすればビジネス要件定義、概要設計、詳細設計とすることができるのですが、私の場合はビジネス要件の確定だけではなく、管掌範囲を広げて自分で概要設計までをやっていました。中国現地法人の予算は限られていたので、時には詳細設計のレビューまで担当して、最後のコーディングだけを担当してもらうような部分もありました。プロジェクトの最後の最後では本当に人がどうしても足りなくて、コードを自分で読んで修正するなど、手を動かす機会もありましたね。

株式会社ギックス
矢部 真史
2005年東京大学大学院工学系研究科修士課程を修了後、株式会社リクルートに入社。 2007年に上海赴任後に現地でスタートアップ企業に取締役として参画し、営業とマーケティング活動を統括。その後、上海のビジネススクールChina Europe International Business SchoolにてMBAを取得し、帰国後にIBM、SRI International(スタンフォード研究所)を経て、2021年にビービットに参画。2023年よりGPNとして従事。2024年5月にギックスへ参画。

加藤:私は学生時代や前職では分析・システム構築にあまり縁がありませんでした。データやシステム開発のプロジェクトに携わるようになったのはギックスに来てからですね。2016年の入社当初は、コンサルティングに用いるデータの分析を行うデータアナリストとして働いていましたが、クライアントのデータ基盤開発プロジェクトにアサインされ、システム開発に携わるようになりました。1〜2年ほど開発担当として手を動かす時期を経て、プロジェクト全体を進めるPMとしての役割を持つようになったのが現在です。

―ありがとうございます。矢部さんとギックスが関わり始めたきっかけはなんだったのでしょうか?

矢部:とある企業様がお客様に提供するアプリを作る案件で外部PMとしてお仕事をさせていただいたのが始まりです。関わって感じたことは、当時のギックスって「アプリを作って終わり」という案件が多いな、ということ。

一般的に開発会社が商用サービスを作る時、リリース後はお客様が利用するフェーズまでお付き合いした場合には運用保守と改善がセットになります。しかし当時のギックスでは、技術検証やビジネスコンセプトの検証までを範囲とすることが多く、開発チームがリリース後の運用保守を視野に入れた体制になっていなかったんです。
「運用保守」はシステムのお守りという言い方をされますが、開発企業にとってはお客様との接点を維持するだけではなく、売上の観点からも重要な要素となります。なのに、ギックスではその部分がビジネスとして取れていなかった。商用サービスを作ってきた私の知見を使えば、ギックスに足りないピースを埋められるかなと入社しました。

一方で開発企業の観点からすると、運用保守の業務はジュニアメンバーの育成にも有効です。エンジニアは常に勉強していないと技術力が伸びないので、若いうちは月160時間の労働時間のうち7割くらいは仕事、3割は勉強してね、みたいな気持ちが個人的にはあります。運用業務として価値を提供しながら、同時に問題対応をしながら技術の勉強をするということは開発会社としては1つの育成サイクルとして重要だと思っています。
ただ現実的には、PoCなどの短期間での開発プロジェクトが連続すると業務負荷が大きくなりすぎる時があって、勉強時間を継続的に取れないことがあるんですよね。なので、私は運用保守を含めたトータルの提案をして、その部分を伸ばすことを明確に担っているという感じですね。

案件と「一緒に成長してきた」PMとしての仕事の魅力

―複数の役割を経てきた加藤さんが考える、ギックスのPMの面白さを教えてください。

加藤:“伸びている”ということを感じながら仕事ができているのは、恵まれているかなと思います。自分も、チームメンバーも、クライアントも、ギックスも、みんなが変わっていく、成長していくというのは面白いなと。特にクライアントの役に立てるというインパクトが大きいというのは確実にあって、リリースしてからシステムの使い方が上手になっていくとか、改善するために色々やりたいとか、「すごく良くなりました」という声をいただくこともありますし。

株式会社ギックス
加藤 翔也
2016年ギックスに入社。データアナリストとしての業務に従事するとともに、データ分析基盤構築のプロジェクトにも参画。その後開発メンバーとしての経験を積み、現在はプロジェクトマネージャーとしてデータ分析基盤構築プロジェクトの計画立案/管理/推進を担当。

例えば、アサヒグループ様のシステム業務アプリ…つまり営業員さんがスーパーなど量販店の棚割りを競合他社さんと取り合うという世界観なのですが、その時に営業用の色々な情報を調べて量販店に提案するというのを助けるツールがあります。これを1年は開発、もう1年は改善進化させてと、2年ほどかけて作ったのですが、これは結構喜んでいただけて。いまだに色々なご要望をいただきながら、継続して運用保守しています。

  • [ギックス顧客インタビュー]アサヒプロマネジメント株式会社 清水博様|アサヒグループ量販営業業務改革プロジェクト(2019/07/08)https://www.gixo.jp/blog/12983/

―いくつかのプロジェクトの運用保守もされながら、さらに他の企業様の開発案件も担当されているんですよね

加藤:そうですね、この10月から本格アサインされた規模の大きいプロジェクトもあります。チーム全体として20名程度で進行していて、それだけ人がいれば当然調整事も大変ですが、皆が迷わず全速力で走れることを心がけています。

クライアントとのやり取りの中で「開発を止めて見直したほうが良いかも」ということもあるんですが、なるべく手を止めざるを得ない状況に陥ることが無いように、単にお客様の指示に従うだけのスタンスにならずに、クライアントも含めてひとつのチームでやっていく、ということを意識してマネジメントしています。

他社では“血を吐くような失敗”も、ギックスなら怒られない

―矢部さんには社内外でのご経験も踏まえて、ギックスのPMの特徴をお伺いできますか?

矢部:ギックスの何が一番売りかというと、本当に失敗しても怒られないです。多くの会社では商業運用中のシステムに付随した開発が多いんですよね。基幹系のシステムはもちろん、業務で活用している情報系とか「まさに今動いている」ものなので、動かなくなるとめちゃくちゃ怒られる。反面、ギックスでは新しいものを作ることが多いので、ゼロイチのものとか機動性が求められるものは“失敗しても仕方ないな”と許していただけることが多い。他社では許されないレベルの失敗でも、真摯にチャレンジしたが故のことであればある程度は許される土壌があるなと感じています。

システムの例で挙げれば、例えば銀行のATMとかECサイトなどは、止まると大きな損害が生まれますよね。一方で、ギックスでは比較的柔軟な対応が許容されるプロジェクトが多く、挑戦的な業務領域に取り組むことができます。

加藤:確かに、真面目にやった結果の失敗であれば頭ごなしに怒られることはないですね。ジュニアの頃にそこそこ大きな金額を無駄にしてしまいましたが、まだ生きていますから。上場前で若手だったから許されたんだと思いますが、この記録、まだ社内で破られていない。

矢部:本当に度胸があるなと思うんですが、経験が多くないメンバーをよくアサインするなと思って見ています。私が過去に在籍していた大企業ではいろんな人が怖がって絶対できないような、チャレンジングなアサインもします。良い表現をすると「経験がなくても任せる風土がある」となると思うんですが、他社では許されない失敗をしても怒られないから大丈夫なんです。「許す風土」と「挑戦の背中を押す文化」がセットなんですよ。

それが実現できるのは経営陣も含めた上司のコミットメントが強くて、失敗をカバーしてくれるという面が大きく影響しています。他社…例えば大手外資系だと責任問題になってしまうので、リスクはたらい回しになってしまうことがあります。炎上しそうな案件があると「俺のせいじゃない」って爆弾をみんなで投げ合うんですが、ギックスはちゃんと上司たちで「なんとかしよう」とやってくれます。創業者たちがまだ現役なので、若手に任せた俺らが悪いんだからとやってくれているので、特に若手にとっては良い会社なんじゃないかと思います。

売上は上がっても成長ややりがいに繋がりづらい「常駐PMOはやらない」選択

―ギックスのPMのキャリアの可能性についても教えてください。

矢部:今はTechPMの方が、将来的にはビジネスプロデューサーにチャレンジしたい、という希望はウェルカムです。ギックスはシステム開発プロジェクトでもデータ分析が関連するので、TechPMもクエリやSQLの理解が必要になるというハードルはあります。一方で他社と比べてTechとビジネスが近い領域で勝負しているので、チャレンジしたいというTechPMの方には良い環境ですね。

  • プロジェクトマネージャーを超える役割。DI変革Divisionが求めるビジネスプロデューサーとは(2024/12/27)https://www.gixo.jp/blog/26360/ 

またギックスの特徴として「顧客常駐PMOやPM業務はない」ことを強く言いたいです。クライアントの社内に常駐するとPMOって何でも屋さんなので、「ちょっとこれも手伝って」みたいな業務が多くなるんです。会社としてみれば、常駐している時間あたりで報酬を受け取るため売上は上がるんですが、常駐している本人としては“ギックスに入ったはずなのに、なぜ別の会社にいるのだろうか”みたいな気持ちになるんですね。私個人の志向もあって、本人のためにならないので常駐PMOはやらないと決めているんです。

そういうわけで、例えば総合コンサルティングファームで3年くらいPMOをやるよりも、「作ることで価値を出すことできる」現場に近いところで勝負しているギックスでは、PMとしての能力と市場価値を上げることができるとお伝えしたいですね。ギックスにご依頼いただくプロジェクトは「ゴールを決めてバリューを出してね」という仕事の仕方なので、専門性はつきやすいと思います。

―TechPM向き、ビジネスプロデューサー向き、という適性や性格のようなものはありますか?

矢部:TechPMはHow、つまり具体的な技術知識が求められます。このクラウドがどう動くか、このツールをどう使うかといった技術面を理解していないと、チームの成果物を的確にレビューすることが難しいからです。ビジネスプロデューサーはHowではなくWhatを考えるので、“クライアントに何を作ったら良いか”をイメージする。

料理人でいえば、「これを作って」と言われた時に美味いものが作れるのがTechPM、お客さんにどの料理を作ったら喜ばれるかを考えるのがビジネスプロデューサーという感じです。自分で考えて自分で作れる――WhatとHowが両方できると最強ですね。クラウド時代になってHowがどんどん進化してしまうので難易度はすごく高いですが。

加藤:実際、ギックスでもTechPMとビジネスプロデューサーが連携して、データ分析して施策を考えて、それを実現するというのをやっていますね。

矢部:役職が上がってくると、ある程度オールマイティになります。どちらかからスタートして、経験を積むにつれて領域が広がってくる。データを分析するだけだったら、多分生成AIにやってもらえば良いよねって時代が来て、10年くらいですごくハイレベルな領域を除くとその仕事はなくなると思うんです。ただデータからバリューを出すのは人間のやることなので、ギックスではその“バリューを出す”ことに重きを置いていますね。ギックスで鍛えられることで、データを使ったビジネスのプロフェッショナルになれると思います。

「物事を前に進める」ことで、「クライアントの満足」を創る

―最後に、ギックスのTechPMをどんな方にオススメしたいか、お伺いできますか。

矢部:一般的にPMって「人を束ねる」仕事なので、どうしても生き方をあまり選べないんです。出張行かないといけないとか、クライアントの近くにいなきゃいけないとか、仕事と生き方が密接してしまう感じなんですよね。さらに大企業であれば朝会がありますとか、スーツ着てきましょうとか、海外とオフショアやったりしたら、夜中にミーティングやらないと、とか、そういう縛りが多い。

ギックスはそういう意味で言うと、非同期のコミュニケーションが発達しているので、例えば地方でも働けます。人間らしい生き方をしながらPMをできるというのは良いと思うんですよね。さらに、繰り返しになりますが失敗に対する許容度が高いので、ジュニアメンバーにも挑戦の機会が与えられ、幅広い層が働き続けられる環境が整っています。価値を出してくれればなんでも良いので、無駄な社内調整もありません。

QCDを守ることはプロとしてのお約束なので当たり前として、私のPMとしてのモットーは「労働時間を最小に、価値を最大に」です。そしてその実現のために求められるPM個人の価値は「物事を前に進める」ということだと考えています。色々な理由で進まなくなるのがプロジェクトなので、その中で決断をし続けて前に進めることができるか。それができれば無駄な仕事がなくなり、みんな労働時間が短くなる。止まっている時間が長いと、人間は余計なことをするので。そこがPMの腕の見せ所です。

加藤:本当に、大企業的なしがらみがないので、変な気を遣わずに仕事ができると思いますよ。経営者と距離が近いのも魅力ですし、ビジネス的にも懇親的にも必要な経費は惜しまずに投資してくれる。副業もできますし、見合った対価をもらえていると感じるので居心地が良いですね。

上昇志向が強い人も多いですが、あまりこだわりが強すぎない人がPMに向いていると思います。データ分析が大好きで自分の力で分析作業をガンガンやりたいとか、クラウドサービスを触って最新技術を駆使した格好いいアーキテクチャを構築したいとか、そういう気持ちが強すぎる人はPMにはあまり向いていないと思っていて。分析もシステムも両方興味はあるけれど、1つのことを突き詰めるよりもバランスを取りながら全体を広く学んでいきたいという気持ちが強い人のほうが、少なくともギックスのTechPMにおいては向いているんだろうなと思います。

結局、クライアントが喜んでくれることが一番の目標なので。 “自分はこういうすごいことをやった”とか自分のすごさをアピールするよりも、クライアントの満足を重視できる人。“もっと時間があれば綺麗に作れた”とかあると思うんですが、それをスパっと線を引いて“クライアントが満足しているから良かった”と、そういうメンタリティーのほうが良いと思っています。

The post 挑戦を恐れない環境で成長する ギックスのプロジェクトマネージャーが目指す新しい価値創造 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
プロジェクトマネージャーを超える役割。DI変革Divisionが求めるビジネスプロデューサーとは https://www.gixo.jp/blog/26360/ <![CDATA[ギックス]]> Fri, 27 Dec 2024 00:00:00 +0000 https://www.gixo.jp/?post_type=blog&p=26360 <![CDATA[

ギックスでは2024年7月、組織再編に伴い4つの組織を新設。その中の1つ「DI変革Division」は、クライアントがデータインフォームドな行動様式へ変容し、今まで以上に...

The post プロジェクトマネージャーを超える役割。DI変革Divisionが求めるビジネスプロデューサーとは appeared first on GiXo Ltd..

]]>
<![CDATA[

ギックスでは2024年7月、組織再編に伴い4つの組織を新設。その中の1つ「DI変革Division」は、クライアントがデータインフォームドな行動様式へ変容し、今まで以上に競争力を強化していくことを目指して、伴走支援を行う組織です。

ギックスがデリバリーするプロジェクトそのものが大きく変容していく中で、DI変革Divisionが求める「ビジネスプロデューサー」とはどのような役割なのか。
代表取締役CEO 兼 DI変革Division長を務め、自身も長年戦略コンサルティングファームで数々のプロジェクトの責任者を務めた経験を持つ網野に聞きました。

実業伴走屋:DI変革Divisionのビジネスプロデューサー像

―現在、DI変革Divisionの採用ではプロジェクトマネージャーではなく「ビジネスプロデューサー」という役割で募集をかけています。その意図や背景、2つの役割の違いなどご説明お願いします。

網野:ギックスを創業して12年経ちましたが、最初は「クライアントが持つデータを分析してその利活用を検討し、業務適用を提言していく」という、現在「DIコンサルティング」と名付けている仕事から始まりました。

しかし、この5~6年くらいは「顧客や事業のデータを分析し、そのデータに基づく戦略を検討」した段階で完了する一過性のプロジェクトは徐々に減ってきました。

戦略や利活用の方針を検討して、PowerPointでプレゼンして合意を得てからが、まさに終わりなきプロジェクトのスタート。具体の実行策を検討し、必要に応じて仕組みも構築し、その事業の実行支援まで伴走していく。クライアントの事業そのものに織り込まれ、ビジネス成果そのものにコミットして動いていくことが求められています。

つまり、データ分析による提言屋から「実業伴走屋」へシフトしていく中で、プロジェクトマネジメントはスキルとして必要であるが、それだけでは務まらない役割が求められているのです

―クライアントから求められた回答を提言する役割から、その後の事業へも踏み込んでいく役割が求められるということですね。

網野:提言屋から実業伴走屋になるために、キーワードは3つあります。

1.プロジェクトのQCDだけでは負け
2.一気通貫支援は事業そのものへのコミット
3.営利企業なので自社も稼ぐ

―1つめの「プロジェクトのQCDだけでは負け」とは、どのような意味合いでしょうか

網野:一般的な戦略コンサルティングのプロジェクトであれば、テーマや期待する課題解決を切れ味鋭い示唆で提言してPowerPointを作りプレゼンしてクライアントが意思決定してくれたらそこで終了です。一方、システム開発プロジェクトであれば、クライアントが提示するRFP(提案依頼書)をもとにその性能を担保する形でシステムを構築し、納品したら終了です。いわゆるプロジェクトマネジメントとは、決められたQCD、つまり品質(Quality)、コスト(Cost)、納期(Delivery)を守り完遂すること。当然ながら当社も案件ごとに提案して、プロジェクト型で推進するので、各プロジェクトに関してはQCDは必須です。そこは大前提。

ですが、当社が担当するテーマは、新たな業務の提言や新たなサービスにつながるものが多く、やった方が良さそうだけど未知の取り組みのため、確実に成功する保証はありません。その「不確実性が高いが、実行する意味がありそうなテーマ」を判断し実行していく必要があります。
そのため「会議室で拍手喝采、さあいきなり巨大な投資を確保して、時間をかけてシステムも業務プロセスも構築して、一気に勝負するぜ!」と言うことにはなり難く、「筋のよい仮説であるが、本当に勝てそうか、それを実行できるか」と言う観点を検証することが必要になります。

極力リスクを減らしながら実行に結びつけるにはどのようなやり方が考えられるか。そこまで踏み込んで提言しないと、提言屋で終わってしまいます。
また、大企業は自社の勝ちパターンを構築して圧倒的に勝ってきたから大きくなったわけで、スタートアップのように小さく始めて、試しながら、ダメなら閉じるし、ピボットするし、と言う進め方は、決して得意領域な訳ではありません。だからこそ、「実業伴走屋」が求められるのです。

スタートアップ型の機動力でクライアントの成長を一気通貫支援

―「新たな業務や新たなサービスにつながるような未知の取り組み」の実行には、大企業が培ってきた勝ちパターンと異なる進め方も含めて提言していく必要があるわけですね。その場合、その後の推進フェーズには必ずしもスムーズに行かないこともありそうです。

網野:ですので、キーワードの2つ目「一気通貫支援は事業そのものへのコミット」が必要になります。

株式会社ギックス
代表取締役CEO/DI変革Division Leader
網野 知博
慶應義塾大学卒業後、株式会社CSK(現SCSK株式会社)、アクセンチュア株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社を経て、 2012年、株式会社ギックスを創業。「あらゆる判断を、データインフォームドに。」を企業のパーパスとして掲げ、様々な業界、領域のビジネス判断へのデータ活用を推進。
長年の戦略コンサルティング経験に基づく事業構造の把握および事業拡大のための戦略策定能力に加え、社内に培われたデータサイエンスや最新テクノロジーを組み合わせることで、クライアントの日々の業務を「データインフォームド」なものへと変化させ、再現性の高い事業成長を支援。

当社はスタートアップから始まり上場まで来ましたが、当然ながら10戦10勝で来たわけではありません。2勝3敗、その3敗も早めに負けて、後の5戦も負けそうだから早々に逃げて5逃、と言う形で上場まで来ています。当社のようなスタートアップには、勝てたら美味しい筋の良さそうなビジネス仮説に対して、バランスを持って進める経験があります。

一方で、大企業は潤沢なリソース(優秀な人、各種アセットや施設、多額の金)を持っていますが、部署の壁、年度予算、期初目標と期末の評価、始めたら途中で止められない、などなど多くの制約が介在し、新たな取り組みに機動的な事業推進が行えない事情もあります。

それであれば戦略企画した後、クライアント側の事情も加味しながら、リスクが低く始められるように、当社がMVP(Minimum Viable Product:必要最低限の機能を備えたプロダクト)を作って実際に実業で試すやり方で、作戦の正しさと実行の実現性を試しながら進められる役割を担う形の支援を始めています。

顧客構造や事業構造を理解するために高度なデータ分析もする、データに基づき戦略を立案する、アルゴリズムも開発する、業務に適用できるシステム開発やアプリケーション開発もMVPレベルで開発する、実際に実用して試しながら戦略も実行計画もシステムも改善改修する、クライアントの社内事業に合わせてセキュリティ対応もする、クライアント都合のドキュメント作成もする。

一気通貫での支援とは、結局はクライアントが勝っていくために、そしてクライアントが保有する圧倒的に強いケイパビリティを活かすために、当社が得意する領域を活かしながら、共同でプロジェクトを推進していくことなのです。

―一気通貫の伴走支援において、成功した事例などはありますか?

網野:公表されている事例だと、JR西日本社との「しゃべれぽ」「西日本旅游攻略 tabiwa」、トヨタモビリティパーツ社との「AI整備見積りシステム」、エアージャパン社との「レベニューマネジメント高度化伴走支援」などになると思います。

しゃべれぽやtabiwaなどは成果という観点から見ると、ストラグル中かと思います(苦笑)。正直むちゃくちゃ苦労しています。

AI整備見積りシステムは4年以上の歳月をかけて、まさに社会実装され始めています。

エアージャパン社のレベニューマネジメントはこの秋から始まった取り組みですので成果が見えてくるのは春くらいからになると思います。ANAの子会社とはいえエアージャパンさんもスタートアップと言えます。やった方が良いことは沢山ありますが、金、人、リソースは限られます。そのような状況の中で、エアージャパン流のレベニューマネジメントのやり方、使うデータ、可視化の方法、ビジネス判断の仕方、価格への反映など、共に考え、アルゴリズムを作り、可視化のダッシュボード構築、業務プロセスやオペレーション作り、そう言ったことを伴走支援させていただいております。さらにその支援フィーをコンサル費や開発費として頂戴するのではなく、成果連動型報酬と言う形にすることで、当社としても新たなチャレンジをさせていただいております。

  • ギックス提供のAIエンジンが、JR西日本提供 AIにより旅行計画を提案する訪日中国人向け観光型MaaS「西日本旅游攻略 tabiwa」に採用(2024/09/18)https://www.gixo.jp/news-press/25367/ 
  • ギックスとトヨタモビリティパーツ、「AI整備見積りシステム」を共同提供開始(2024/04/08)https://www.gixo.jp/news-press/24294/   
  • ギックス、「レベニューマネジメント高度化伴走支援」サービスの提供開始 〜ANAグループの新ブランド「AirJapan」との取り組み開始〜(2024/10/29)https://www.gixo.jp/news-press/25773/   

「クライアントへの価値提供」「自社も稼ぐ」のバランス感覚

―エアージャパン様との取り組みでありましたが、成果連動報酬などの新しいチャレンジが、3つ目の自社も稼ぐというというキーワードにつながるのですね。

網野:当社は営利も追求している上場企業です。クライアントを勝たせることを前提にサービス提供を行っておりますが、もちろん当社も収益を上げ成長することが求められます。

エアージャパンさんは分かりやすい例ですが、他の事例などでも、実は当社が一定の投資を行って仕組みを開発していたり、当社が保有する特許を活用する形でサービス開発を行ったりしています。

ですので、ビジネスプロデューサーによる提案は対クライアントだけに留まらずに、ギックス社内に対しても求められます。当社のリソースを活用する、つまり自身のプロジェクトへの投資を求める代わりに、将来的に当社がどのように収益を上げられるのかという提言を行い、経営会議や取締役会を通していく必要があります。クライアントの事業を共同で立ち上げて共同で収益を得るというやり方もあれば、当社が投資してサービス開発を行い、クライアントにローンチカスタマーになっていただききながらサービス構築をしていくというケースもあります。

ここで1つ目のキーワード、QCDに戻るのですが、つまり一過性のプロジェクトデリバリーではなく、クライアントの実業にも踏み込むし、ギックスの実業にも踏み込む、そう言った役割をこなせる方をDI変革Divisionでは求めております。

「提言」から「実業」へ:多彩な経歴が活きる新しい役割

―上記のような役割となると、今までにどのようなご経験をされてきた方がマッチすると思われますか?

網野:大きく4つのパターンがあると考えています。

当社の創業経営者は3名とも戦略コンサルティング出身です。戦略コンサルティングにおけるプロジェクトマネジメントのスキルは有効になると思います。ただ、当社は提言だけに留まりませんので、その先の一歩、クライアントも当社も含めて実業まで携わって行きたいという方には魅力的な役割になるはずです。

また、事業会社出身の方は、事業のオペレーションを回してきた経験があるため、切れのある提言をPowerPointで作って終わり、というコンサルタントになるより、当社が求めるビジネスプロデューサーの方が活躍する幅が広がると思います。

IT業界やSI業界の方々は、今まではクライアントの指示通りシステムを作ってきた役割から、そもそも当社として何を作ってそれをどのように使ってもらってクライアントに成果を出してもらうのか、という全く異なるチャレンジをする必要があります。ただ、システムを構築し、それを運用してきたという経験は、構想して終わり・提言して終わりのコンサルスタイルではない、当社のビジネスプロデューサーという役割にとって強みになると考えています。

そして、スタートアップ立ち上げ経験者などはすぐにでも適合できると思います。

―最後に採用候補者に向けて一言お願いできますか。

網野:ギックスを創業してからちょうど12年、データでコンサルする会社、データ基盤や周辺システムを開発できる会社から、クライアントの実業に関与しながら、自社の収益成長も目指すビジネスモデルに関与できる会社になってきました。

そのような役割を、今は“仮に”ビジネスプロデューサーと呼んでいます。
このポジションへ応募いただく方には、面接の際に「そもそもビジネスプロデューサーと言う名称が適切か、どのような呼称が望ましいか」と言う観点も議論したいです。

The post プロジェクトマネージャーを超える役割。DI変革Divisionが求めるビジネスプロデューサーとは appeared first on GiXo Ltd..

]]>
産官学から多様な参加者が集結、街全体が舞台となるイベント「柏の葉イノベーションフェス2024」導入事例 https://www.gixo.jp/blog/26293/ <![CDATA[ギックス]]> Fri, 20 Dec 2024 02:00:00 +0000 https://www.gixo.jp/?post_type=blog&p=26293 <![CDATA[

「マイグル」は様々な”シカケ”により行動変容を促すミッションクリア型コミュニケーションツールです。今回は柏の葉イノベーションフェス実行委員会(幹事団体:三井不動産株式会社...

The post 産官学から多様な参加者が集結、街全体が舞台となるイベント「柏の葉イノベーションフェス2024」導入事例 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
<![CDATA[

「マイグル」は様々な”シカケ”により行動変容を促すミッションクリア型コミュニケーションツールです。今回は柏の葉イノベーションフェス実行委員会(幹事団体:三井不動産株式会社、一般社団法人UDCKタウンマネジメント)様が開催する「柏の葉イノベーションフェス2024」のイベントで「マイグル」を活用いただきました。リアルのイベントとデジタルの力がどのようにプラスの相互作用を生み出すのか、実際に利用いただいた結果から紐解いていきます。

リアルの場で開催されるイベントの魅力をデジタルの力でさらに引き出す

10月26日(土)・10月27日(日)の2日間、公民学で連携し未来の課題解決型の街づくりを推進している千葉県柏市に位置する柏の葉スマートシティにて、“共創”から生まれるイノベーションを体感できる参加型イベント「柏の葉イノベーションフェス2024」が開催されました。

  • プレスリリース:柏の葉スマートシティで“共創”から生まれるイノベーションを体感できる2日間!「柏の葉イノベーションフェス2024」開催(柏の葉イノベーションフェス実行委員会、三井不動産・UDCK タウンマネジメント、2024/10/11)https://www.mitsuifudosan.co.jp/letter/241011/

今回のように複数のコンテンツや企画を実施するイベントにおいて、主催者の課題として多くあげられるのが、参加促進と回遊性向上です。さらに課題を紐解いていくと、認知されていない・各ブース間のつながりが薄い・一過性の楽しみで終わるなど、様々な理由があげられ、効果的な手法が見つからないままとなっていることが多いのかもしれません。

その課題を解決に導き、イベントの魅力をさらに引き出すために、柏の葉イノベーションフェス2024(以下:イノフェス)では「マイグル」を活用してデジタルスタンプラリーを実施いたしました。「マイグル」はデジタルとリアルの場を融合し、人の行動変容を促すことができるミッションクリア型コミュニケーションツールです。ノーコードでクイックにアプリ開発が可能なため、デジタル化に踏み出したい企業様から多数採用いただいてきました。加えて、普通のスタンプラリー機能だけでなく、ユーザーにとってほしい行動をミッションとして提示することが出来るため、より効果的にイベントの参加促進・回遊性向上が可能です。また、デジタルであるため、カスタマイズの反映や実施結果をリアルタイムに確認可能となり、課題解決への近道となると言えるのではないでしょうか。

今回の「イノフェス」では、2日間にわたって住民の声を吹き込んだARスポット「TALKING CITY」、ビジネスアイデアコンテスト「ハツメイノハ」、企業展示といったコンテンツを、柏の葉スマートシティの7箇所で開催しました。複数箇所で実施するコンテンツの参加者による回遊促進を目指し、「マイグル」を活用したキャンペーンを採用いただきました。

本キャンペーンは、イノフェスに来場された方全員が参加できるキャンペーンです。各コンテンツに参加してQRコードを読み取るとLINEミニアプリ上でスタンプを貯めることができ、用意されたチャレンジに沿ってスタンプを集めると「ガーデンホテル宿泊券」や「柏レイソルの観戦チケット」、「ららぽーと商品券」抽選券を獲得することができます。

本記事では、今回のキャンペーンを評価いただいた3つのポイントについてご紹介します。

登録不要ですぐに参加が可能!
QR読み込みだけで誰でもスタンプラリーが楽しめる

1つ目のポイントは、参加ハードルを下げる仕組みです。

昨今、参加者の傾向やニーズを把握できるデータを収集するために、アプリやデジタルサービスを参加者へ提供するイベントが増加傾向にあります。このようなイベントの参加者にとってネックとなるのが、アプリインストールや会員登録のような時間と手間がかかることです。実際に、アプリのインストールや会員登録が面倒で参加をやめたといったお声をよくお聞きします。

今回の「マイグル」を活用したスタンプラリーキャンペーンは、LINEミニアプリを用いて実施したため、アプリDLが不要かつ、会員登録も不要のため、QRコードを読み込むだけで参加が可能です。このようにネックとなる作業を省くことで、結果として多くの方に「デジタルスタンプラリー」へご参加いただけました。

今回実施したデジタルスタンプラリーの画面では、QRコードを読み込むだけで、トップページにアクセスができたり、スタンプを獲得したりできます。また、トップページにはイベントに関する案内なども掲載することが出来るため、デジタル上でイベント参加者を案内することも可能です。

「マイグル」のキャンペーン画面からMAPやイベント情報へアクセスできる

今回は、複数会場を横断するキャンペーンのため、参加者の方がMAPやイノフェスに関する情報などにすぐアクセスできるようにしました。「マイグル」を活用することで、イベントやキャンペーンの特色に応じて、柔軟にキャンペーンを設計することが可能になります。

リアルとデジタルの相乗効果

2つ目のポイントは、リアルイベントをデジタルの力で後押しできる点です。

リアルイベントとデジタル技術は相互に補完し合う関係にあります。デジタルによってイベントの魅力を高められる一方で、その技術を最大限活用するためには、リアルの場づくりも重要です。

今回実施したデジタルスタンプラリーへ多くの方にご参加いただけた大きな要因は、来場者が参加したくなるような魅力的なコンテンツ設計です。街の玄関口「UDCK」の前にTALKING CITYのシンボル「TALKING TREE」が設置されており、コンテンツ体験をすることでデジタルスタンプラリーのスタンプが獲得できる設計にしました。結果的にデジタルスタンプラリーの参加入口の敷居が低くなり、他のスタンプを集めるきっかけとなったとのお声をいただきました。

デジタルとリアルの融合に関する、新たな挑戦についてもご紹介します。

インセンティブを提供する手段として、「マイグル」はデジタル上で抽選を行うことが出来る機能を持っています。一方で、今回は下記のような運用に変更しました。

・デジタル上では、抽選会の参加チケット配布を行う
・抽選自体はリアルの場で実施する

その結果、親子連れが多いイノフェスでは、親御様がデジタル上で抽選券を引き換える間に、お子様がリアルの場で抽選会に参加いただけ、盛り上がりに貢献することができました。
イベント主催者にとってリアルの抽選会の課題となる「集計の手間」を軽減し、リアルの場でくじ引きする体験を届けることで、デジタルとリアルがプラスの相互作用と言えるような事例となりました。このように、参加者の年代やグループ構成、イベントの性質によって最適だと考えられる形を提供すべく、キャンペーンの企画や開発を行っています。

なお、リアルで抽選を行うアイデアは、今回の主催者である実行委員会のご担当者様よりいただきました。日頃から住民の方に触れているからこそ分かることを教えていただくことで、「マイグル」で実現できる体験を広げています。

抽選券の引き換え画面

人・モノ・街をつなげるマイグル

3つ目のポイントは、人・モノ・街をキャンペーンにより「つなげる」ことができた点です。

イノフェスには主催団体が異なる複数のコンテンツが用意されています。そのため、親子連れなど一般の方向けの「ハロウィンイベント」や企業関係者向けの企業展示などが共存しており、それぞれのコンテンツの回遊性が低くなることが見込まれていました。実際は、企業展示であっても親子向けの内容が用意されていたりするため、主催者としては回遊性が低くなってしまう課題を解決したいと考えておりました。

この解決のため、デジタルスタンプラリーにより複数のコンテンツにまたがったチャレンジを設定することで回遊性を高め、結果としてキャンペーンに参加してくださった方の約5割の方が複数コンテンツに参加いただくなど、参加促進と回遊性の向上に寄与することが出来ました。

「マイグル」は「コンテンツの主催者同士」のつながりを深めるきっかけにもなったと評価をいただきました。施策を実施するプラットフォームとして共通のものを用意することで、準備の段階から会話が増えたことや、当日も他コンテンツへの案内などが促進されたとのお声をいただきました。「マイグル」がコンテンツ主催者同士の垣根を越えて「つながり」を作った事例であると言えると思います。

主催団体が異なる複数のコンテンツを一つのプラットフォームに集約

デジタルの力を活用することで、リアルの場で開催されるイベントの様々な魅力を引き出すことができます。今後も「マイグル」の利用価値を様々な事業者様と共創してまいります。

The post 産官学から多様な参加者が集結、街全体が舞台となるイベント「柏の葉イノベーションフェス2024」導入事例 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
アミューズメント施設運営のイオンファンタジーにギックス提供の「マイグル」が導入 全国400店舗以上のアミューズメント施設で来店促進施策を実施 https://www.gixo.jp/news-press/26210/ <![CDATA[ギックス]]> Fri, 06 Dec 2024 01:00:00 +0000 https://www.gixo.jp/?post_type=news-press&p=26210 <![CDATA[

株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:網野知博、以下:当社)は、株式会社イオンファンタジー(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:藤原 徳也)が運営するアミ...

The post アミューズメント施設運営のイオンファンタジーにギックス提供の「マイグル」が導入 全国400店舗以上のアミューズメント施設で来店促進施策を実施 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
<![CDATA[

株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:網野知博、以下:当社)は、株式会社イオンファンタジー(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:藤原 徳也)が運営するアミューズメント施設「モーリーファンタジー」「PALO」等で利用できる時間内定額でゲームがあそび放題になる「よくばりパス」のご利用にてクーポンをプレゼントするキャンペーンや地域限定でのキャンペーンに、当社提供の商業施設・観光事業向けキャンペーンプラットフォーム「マイグル」が採用されたことをお知らせいたします。

詳細については、こちらよりご確認いただけます。

The post アミューズメント施設運営のイオンファンタジーにギックス提供の「マイグル」が導入 全国400店舗以上のアミューズメント施設で来店促進施策を実施 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
『劇場版 忍たま乱太郎』12月20日最新作公開記念、JR西日本開催のコラボ企画「JR に乗って体験の段」にギックスの「マイグル」が採用 https://www.gixo.jp/news-press/26187/ <![CDATA[ギックス]]> Thu, 05 Dec 2024 02:00:00 +0000 https://www.gixo.jp/?post_type=news-press&p=26187 <![CDATA[

株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:網野知博、以下:当社)は、西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、社長:長谷川一明、以下:JR西日本)が開催する『...

The post 『劇場版 忍たま乱太郎』12月20日最新作公開記念、JR西日本開催のコラボ企画「JR に乗って体験の段」にギックスの「マイグル」が採用 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
<![CDATA[

株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:網野知博、以下:当社)は、西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、社長:長谷川一明、以下:JR西日本)が開催する『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』の公開を記念したコラボ企画「JR に乗って体験の段」にて開催するスタンプラリーに、当社提供の商業施設・観光事業向けキャンペーンプラットフォーム「マイグル」が採用されたことをお知らせいたします。

詳細については、こちらよりご確認いただけます。

The post 『劇場版 忍たま乱太郎』12月20日最新作公開記念、JR西日本開催のコラボ企画「JR に乗って体験の段」にギックスの「マイグル」が採用 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
ギックス、株式会社アイリッジが提供する「APPBOXパートナープログラム」に参画 https://www.gixo.jp/news-press/26119/ <![CDATA[ギックス]]> Tue, 03 Dec 2024 02:30:00 +0000 https://www.gixo.jp/?post_type=news-press&p=26119 <![CDATA[

株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:網野知博、以下:ギックス)は、株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田健太郎、以下:アイリッジ)が...

The post ギックス、株式会社アイリッジが提供する「APPBOXパートナープログラム」に参画 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
<![CDATA[

株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:網野知博、以下:ギックス)は、株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田健太郎、以下:アイリッジ)が提供するアプリビジネスパートナープログラム「APPBOX(アップボックス)パートナープログラム」に参画することを決定しましたのでお知らせいたします。

「APPBOXパートナープログラム」は、アイリッジのアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」との連携により、アプリビジネスやデジタルマーケティングの加速・拡大が期待できる企業を対象にしたプログラムです。
パートナーには、システム連携により「APPBOX」単体では対応できない機能拡張を実現する「ソリューションパートナー」、自社のクライアントへの提案に「APPBOX」を活用する「コンサルティングパートナー」、ソリューション・コンサルティングいずれかの連携に向け準備中の「アクセラレーター」の3種類があり、ギックスは「アクセラレーター」として参画します。

■参画の背景

当社の主要サービスのひとつであるミッションクリア型コミュニケーションツール「マイグル」は、来店・購買・会員登録といったコンバージョンを計測・促進したい顧客行動を、LINEやクライアント企業独自の購買システム・ポイントシステム上で「ミッション」として利用者に提示することができるツールです。
現在「マイグル」は商業施設や鉄道会社、自治体などが主催する、買い回り促進や地域の周遊を目的としたスタンプラリーキャンペーンなどに活用され、最近では顧客育成を目的にメーカーやエンタメ業界でも採用されています。
この度、「APPBOXパートナープログラム」に参画することで、両社の持つ販路や顧客基盤を相互活用し、新たな市場への進出を加速するとともに、組み合わせたソリューションによって顧客ニーズにより深く応えるサービス提供を目指します。

■APPBOX(アップボックス)について https://iridge.jp/service/appbox

「APPBOX」は、外部システムや各種他社ツールとの連携を前提とした設計思想を持つ、拡張性に優れたアプリビジネスプラットフォームです。必要なモジュール(SDK)を組み合わせて使うことができ、「標準機能で素早いアプリ立ち上げ」「工数/工期を抑えたカスタマイズ」「ベンダーフリーで内製化も妨げない機能拡張」「高速PDCAを可能にするマーケティング支援機能」「『APPBOXコネクト』をはじめとする柔軟な他社連携・カスタマイズ」の5つの価値を提供します。

■「マイグル」について https://www.mygru.jp/

マイグルは、2020年3月に提供を開始した、商業施設の買い回りや観光地の周遊促進を目的としたデジタルスタンプラリー形式のキャンペーンの実施・運営・管理プラットフォームです。買い回り促進や来店頻度向上等を目的としたスタンプラリーをLINEやクライアント企業独自の購買システム・ポイントシステム上で簡単に提供することができます。また、オンラインと比較し取得難易度が高いオフラインの施設や店舗での利用・回遊行動等のデータの取得・蓄積・分析が可能で、各種施策のPDCAを実現いたします。(特許出願済 特許6841539等)

■会社概要

会社名 :株式会社ギックス
代表者名 :代表取締役CEO 網野 知博
所在地 :東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル11F
事業内容 :アナリティクスを用いたデータインフォームド事業
 データを活用した各種コンサルティング業務および、ツールの研究・開発
 上記ツールを用いた各種サービスの提供
URL https://www.gixo.jp/

The post ギックス、株式会社アイリッジが提供する「APPBOXパートナープログラム」に参画 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
30周年の節目を前に立ち返る「ミオらしさ」 天王寺ミオ 販売促進グループの最初の一手 https://www.gixo.jp/blog/26199/ <![CDATA[ギックス]]> Tue, 03 Dec 2024 00:00:00 +0000 https://www.gixo.jp/?post_type=blog&p=26199 <![CDATA[

JR西日本SC開発株式会社が運営する大型ショッピングセンター「天王寺ミオ」は2025年に迎える30周年という節目に向けて、新たな価値の創造に挑んでいます。2023年8月よ...

The post 30周年の節目を前に立ち返る「ミオらしさ」 天王寺ミオ 販売促進グループの最初の一手 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
<![CDATA[

JR西日本SC開発株式会社が運営する大型ショッピングセンター「天王寺ミオ」は2025年に迎える30周年という節目に向けて、新たな価値の創造に挑んでいます。2023年8月よりギックスグループに参画したブランディング/クリエイティブデザイン事業を行うギディアでは、「天王寺ミオ」30周年に向けたプロジェクトに伴走し、クリエイティブディレクションから企画・実施まで一気通貫した支援を行っています。

JR西日本SC開発にて天王寺ミオ30周年のプロモーションを牽引している、天王寺ミオ事業本部 営業部 販売促進グループ サブリーダー 河口心氏と、天王寺ミオ事業本部 営業部 販売促進グループ サブリーダー 兼 カンパニー統括本部 事業戦略室 サブリーダー 山本亜耶氏に、これまでの取り組み、今後の展望について、ギディア Creative&Branding Directorの石山瑶留が聞きました。

30周年の節目が、点になっていた施策を見直す契機に

河口 JR天王寺駅に直結した大型ショッピングセンター「天王寺ミオ」は、2025年9月に30周年を迎えます。私たちの所属する販売促進グループは、天王寺ミオの販促全般を担当する部署で、館の集客をするための発信が大きな役割です。

JR西日本SC開発株式会社
天王寺ミオ事業本部
営業部 販売促進グループ サブリーダー
河口心

大阪公立大学(旧 大阪府立大学)卒業後、天王寺SC開発㈱(現JR西日本SC開発㈱)に入社。
天王寺ミオ、及び出向先の梅田エストでの営業担当を経て、販売促進グループで主にプロモーション全般を担当。

山本 私たちがオープン当初から大切にしているのは「ミオらしさ」です。時代の変化により、お客様の趣味嗜好も変わってきますので、求められているものに合わせてお店の入れ替えなども行われています。当初はファッション中心でしたが、今ではモノ消費からコト消費への変化に合わせて飲食店など幅広いジャンルのお店も増えています。

これまで、前年踏襲型の販促施策を行ってきましたが、天王寺ミオがこれだけ変わっていることを知らないお客様もまだまだ多いのではないかと思い、私たちがしっかりと伝える役割を果たしていかなければいけないと考えていました。

河口 これまでポイントアップやシーズンプロモーションなど、一つ一つの施策に対して、‟ミオのお客様が喜ぶことは何か”を考えて実施していたものの、各施策にばらつきがあると感じていました。点になってしまっている施策をつなげて線にすることで、より天王寺ミオを引っ張っていけるような発信をしていきたいと考えていたのですが、30周年という節目が見えてきたことが、課題の解決に向けて動き出す大きなきっかけとなりました。

部内でこのような話をしていたところ、弊社の石神から「ギディアさんという会社と、1度話をしてみないか」と言われて、お声がけさせていただいたのが2月頃でしたね。

石山 石神さんとはまだ1度しかお会いしたことがなかったので、びっくりしていました。その後、私たちがお手伝いしたPOPUPストアに足を運んでくださり「なんで私だったのですか?」と聞いたところ、「勘です」とおっしゃってて(笑)

先日の対談記事を見たら、世界観の作り込みを褒めてくださっていて、本当は勘ではなく、いろいろと感じていただけたんだなと安心しました。世界観を作るというのが、今回の天王寺ミオでの深い意味でのミッションだったんですよね。

  • ギックスグループのギディアが、LVMH Watch & Jewelryグループ フレッドの「FRED “HAPPY BLUE SHADES” POP-UP SHOP」にてスペースデジタルインスタレーションの制作を担当(2023/11/8)https://www.gixo.jp/news-press/23156/
  • WESPO、WESTERポイント…JR西日本の「ポイント」をめぐる8年物語 対談:JR西日本SC開発 石神孝浩氏 ギックスCOO 花谷慎太郎(2024/9/20)https://www.gixo.jp/blog/25395/

山本 ギディアさん以外の会社さんにもご提案をいただいたのですが、私たちが一番成し遂げたいことをきちんと言語化して説明してくださり、「私たちだったらできます!」と言ってくださったのが決め手でした。

JR西日本SC開発株式会社
天王寺ミオ事業本部
営業部 販売促進グループ サブリーダー
兼 カンパニー統括本部 事業戦略室 サブリーダー
山本亜耶

2014年天王寺SC開発㈱(現JR西日本SC開発㈱)に入社。
経営企画部に所属後、サービス推進グループでの実務経験を経て、現在は販売促進グループ主に会員施策とプロモーション全般を担当。

河口 これまではクリエイティブに対して、なぜこれが良くないか、どの部分をどう改善したらいいのかを言語化できず、何となく違うなと思いながらも、それ以上先に行けないという状態で。

ギディアさんの提案では、‟戦略とは何か”がわかりやすく1枚の絵に書かれていて、ブランディングの基礎をわかりやすく伝えていただいて。私たちがモヤモヤしていた部分を明確に説明してくださり、「そうそう!それです!」って感じで(笑)課題解決において、課題をしっかり共有できるというのは一番大事なことだと思いますので、ほとんど悩むことなく、ギディアさん一択でした。

石山 ありがとうございます。デザインを追求していくと、経営戦略、事業戦略と紐づいてくる部分がでてくると私は感じています。デザインと経営は密接な関係にあるので、経営が何を成し遂げたいのか、事業として何を目指すのか。そういう部分をしっかりと理解して、クリエイティブというアウトプットに落とし込んでいく部分が重要だと思って取り組んでいます。

今回、ご一緒させていただく中では、天王寺ミオさんの目指すところを理解するところから始めて、それに紐づけながらストーリーを作り上げることができたので、私としても非常に刺激的で楽しくご一緒させていただけました。

プロモーションコンセプトの設定からトンマナの整理まで、成功のカギは巻き込む力

河口 販促全体の軸となるプロモーションコンセプトを決めるにあたり、天王寺ミオがオープン時から大切にしている「‟ミオらしさ”とは何か」を考えました。社員がそれぞれが持っている‟ミオらしさ”のイメージを出してもらったところ、共通項がたくさんあり、まずはそれを一言にすることを目指しました。それから、会社の理念やMVVはもちろん、テナントさんから聞くお客様の特徴など、様々なエッセンスを全て出して、ギディアさんにお渡しして。

石山 分析するフレームワークを使って、いただいた資料をもとにいくつかポイントを絞りました。それから、示唆しているものは一緒でも、バラバラになっているなというところを拾い上げ、それらをクロスさせたところに生まれる言葉を一つ作りました。最初に作った「わたしのセカイを充実させる」というプロモーションコンセプトは、ドラフトとして皆さんと一緒に考えるために作ったつもりでしたが、そのまま決まってしまって(笑)

河口 「これこれ!これでした!」ってなりました(笑)

石山 私は成功のカギは巻き込む力だと考え、インナーブランディングを意識しています。自分事化できている人が集まると大きな力になりますので。

天王寺ミオさんの場合は、社員さん達とテナントさんの関係値がとても良く、お客様との関係もとても密接です。そのことも含めていただいた資料をもとに‟自分たちも充実するような世界観を作る‟ということが大切なのではないかと考えました。

そして、もう1つ「ミオ」という言葉の原点回帰です。「ミオ」の語源の1つは、イタリア語の「mio」=「わたしの」という意味です。ひょっとしたら、テナントスタッフの皆さんの中にも知らない人がいるかもしれないというお話でしたので、30周年を迎える今回、ビジュアルにしたら良いのではないかと、年間を通した軸に据えさせていただきました。

株式会社ギディア EO・Creative Consultant Creative&Branding Director 石山瑶留

河口 4月にはプロモーションコンセプトが決定して、そのあとすぐにトンマナの提案も頂いて。それから7月に向けた施策の準備に入り、ギディアさんにはデザインではなく、トンマナの監修として関わっていただいていますが、とても順調に進んでいます。

石山 クリエイティブディレクターといっても、単純に創り手の中の1人でしかありませんので、一緒に作る人たちがどこの会社の誰であっても同じです。仲間であることを忘れないでほしいと思い、その意思を伝えられることができれば、出てくるクリエイティブも変わると信じています。

河口 これまで密に関わっていただいている制作会社さんにデザインをお願いする際も、押し付けられた感じがしないように、‟この3色かこの3色のどちらかで”というように、選択肢があるルールを作るなど配慮してくださって、とてもスムーズに進めることができたと思います。

特殊なインクで手書きしたオーナメントで「ミオらしさ」を表現したクリスマス

山本 クリスマスはどこの商業施設も特に力をいれていて、商業施設ごとの色が出る、お客様にとっても一番関心が高いイベントです。今回「わたしのセカイを充実させる」というプロモーションコンセプトに沿って実施する初めてのクリスマスイベントですので、全面に打ち出していきたいと考えていました。そして、天王寺ミオでのギフト選びを楽しんで欲しいという思いから、「ギフト」を1つのテーマにしました。

‟ミオらしさ”や、ほかの施設との差別化ということを踏まえて、いろんな種類のオーナメントを作ろうというお話でイメージを見せていただきましたが、一人一人に好きな色や好きなお店があり、様々に好きなものが揃っているのが天王寺ミオという場所で、それをカラフルなオーナメントで表現するというのは、プロモーションコンセプトにとても合うなと思いました。

石山 オーナメントをミオらしくするにはどうしたら良いか考え、特殊なインクを使って手描きで書くことにしました。データ化していますので、手描きと聞いてびっくりされるかもしれませんが、拡大してみると「ああ、手描きだな」とわかると思います。

山本 手描きと、温かみを出せるようにクラフト紙で作ったオーナメントは差別化になったと思います。

装飾が決まり、どんなイベントや施策をするのかを考えた時に、「プレゼントを贈る」ことにフォーカスして何かできたらということで、オーナメントをメッセージカードとしてお渡しすることにしました。

河口 ただ商品を買うだけではなく、ミオで特別なギフト選びをしていただき、ミオとの思い出も作っていただけたらいいなという思いがありました。ギフトカードを贈る施設は他にも多くあると思いますので、特別なことをしているわけではないのですが、デザインで差別化することで特別感を出し、装飾もミオだけにしかないという部分にこだわっています。

山本 オーナメントは10種類作り、そこからミオの社員とテナントスタッフさんの投票で7種類に絞り込みました。「ミオ」=「わたしの」という言葉には、ミオの社員だけではなく、ミオで働くスタッフさんやお客様も含めて、関わる方全員が「わたしのミオ」だと思ってほしいという思いがあります。自分事化するためにも、みんなに参加していただきミオ全体でクリスマスを盛り上げようという目的で、投票で決めることにしました。

12月からはこの7種類からお客様にも投票していただこうと考えています。これは、クリスマスの施策を考え始めた最初の方に出てきた話で、すごくいいねと盛り上がり、実施することに決めていました。

石山 ロゴはもっと創りこまないとと思い、家にある本をひたすら漁って一日悩みました。今日まで明かしていませんでしたが、実はこの着想はもともとは毛糸刺繍の本からだったんです。

山本 そうだったんですね!最初に見せていただいた1パターン目はもっとシンプルな感じで、それもとても素敵でいいなと思っていたのですが、少し変えましたと言って出してくださったロゴがとても良くて、みんな「可愛いね」と言っていました。まさか刺繍だったとは。

石山 発想のために、いろいろなインプットを見ていくのは大切だなと思って取り組んでいます。気に入っていただけて、本当に良かったです。

プロモーションコンセプトで、クリエイティブを論理的に判断できる

山本 クリエイティブは主観的になりやすいので、これまで好き嫌いで評価してしまうこともありました。プロモーションコンセプトを設定したことで、「私たちはこういう思いでこういうことを伝えたいから、こうしてるんです」と論理的に説明できるようになると、「クリエイティブはお任せする」という流れに変わり、社内の意思決定のしやすさにも繋がりました。

河口 ‟自分事化する”ということを目指すためにも、まずはテナントさんを直接担当する営業部内で共通の意識を持ってもらわないといけないと考えました。ですので、私たちがこうしたいと思ったことは、こまめに社内共有をしていました。その延長線でプロモーションコンセプトの話や、こういうビジュアルを出しますとか、クリスマスの考え方はこうですとか、全て繋がっているんだということを、わかりやすく伝えられたと思っています。

販促グループ内でも、「そこを表現したいんだったら、この考え方はこれであってる?」など、会話が具体的になりました。今年は年度始めにべースをしっかり作れたことで、他の施策にどう繋がっているか説明もできますし、しっかり周知することができているので、進め方に大きな変化を感じています。

石山 しっかりとお役に立ててたんだなということがわかって良かったです。クリエイティブだけですと、いろんな人の好みの意見が入ってきてしまい、はねのける方法がなくなってしまいます。文章化されたものがあり、世界観がしっかりしていると、ツッコミどころがなくなるというか、弱みが一切ない状態になりますよね。

私たちは、お客様の経営、事業の方向性を理解し、それに寄り添うようなクリエイティブを実現できたらいいなと思っています。単発のコミュニケーションではなくて、少し先を見据えた上で、目の前のクリエイティブをどう表現していくのか考えていくように心がけています。

30周年という特別な機会に、関わってくれる全ての方へ感謝を伝えたい

河口 いよいよ30周年に向けて、プロモーションイベントとして何をするのかを考えるフェーズに入ってきています。ターゲットとして考えているのは、天王寺ミオに関わってくれる全ての方です。周年は、5年や10年に1度しかない特別な機会ですし、30年というのはとても長いと思っています。30周年の取り組みを通して実現したいことは、一番は感謝を伝えることですが、この機会により多くの人に知っていただいたり、しばらく来てない人に思い出してもらったりすることができればと。

山本 このプロジェクトを始めた時に、原点回帰というテーマがありましたが、それが「ミオ」=「私のミオ」です。これはミオ全体のプロジェクトだと思っていますので、社内やテナントさん含めて、皆さんに自分事化していただくために私たちが指揮を取って巻き込んでいき、成功させたいと思っています。

石山 ありがとうございます。私は、‟クライアントさんのためって何なんだろうか”と考えた時、お金を生み出すものを作らなければならないと考えています。しかし、なかなかそれは難しい。代理店さんなど、一括でお願いしている場合は、どうしても下請けのポジションになる手を動かす方までお金が落ちてこないために、いいクリエイティブが出てこない、良い施策が出てこないという状況ができてしまう、これもずっと課題だと感じていました。そのため、PRもクリエイティブも施策も、なんでも一括でできる、ワンストップで行えること、そして他社さんが共に仲間となりPJを進行しても楽しくワンチームとなり遂行できることは、ギディアの一番の強みだと信じています。

天王寺ミオ30周年はゴールでありスタート。引き続き、一緒にチームとして30周年に向けて走っていきたいと思います。

The post 30周年の節目を前に立ち返る「ミオらしさ」 天王寺ミオ 販売促進グループの最初の一手 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
ギックス、Eight EXPO 第3回 営業マーケDX 比較・導入展に「マイグル」を出展 https://www.gixo.jp/news-press/26111/ <![CDATA[ギックス]]> Mon, 02 Dec 2024 02:00:00 +0000 https://www.gixo.jp/?post_type=news-press&p=26111 <![CDATA[

株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:網野知博、以下:当社)は、2024年12月5日(木)・6日(金)に東京ビッグサイトで開催される「Eight EXPO...

The post ギックス、Eight EXPO 第3回 営業マーケDX 比較・導入展に「マイグル」を出展 appeared first on GiXo Ltd..

]]>
<![CDATA[

株式会社ギックス(本社:東京都港区、代表取締役CEO:網野知博、以下:当社)は、2024年12月5日(木)・6日(金)に東京ビッグサイトで開催される「Eight EXPO 第3回 営業マーケDX 比較・導入展」に商業施設・観光事業向けキャンペーンプラットフォーム「マイグル」を出展いたします。

詳細については、こちらよりご確認いただけます。

The post ギックス、Eight EXPO 第3回 営業マーケDX 比較・導入展に「マイグル」を出展 appeared first on GiXo Ltd..

]]>