以前より噂されていたSteamの新機能“Steam Family Sharing”が正式に発表されました。本機能では家族や親しいフレンドとSteamのゲームライブラリを共有、いわゆる貸し借りが行えるようになります。一旦ライブラリの共有が承認されれば、借り手は貸し手のライブラリにアクセスし、ゲームのインストール及びプレイが可能となります。
詳細ページではFAQが掲載されており、幾つかの注意点などが記載されています。
- 1つのSteamアカウントにつき、10台のデバイスで共有が可能。
- 共有はゲームごとではなくライブラリ全体で行われる。
- クラウドへのセーブや実績などはそれぞれのアカウントで管理される。
- サードパーティのキーやアカウント、サブスクリプションを使用するゲームは共有できない場合がある。
- 借り手と貸し手が同時にゲームをプレイする事はできない。
- 貸し手は常にゲームをプレイ可能。借り手がプレイ中に貸し手がプレイし始めた場合は、借り手はゲームの購入あるいはプレイの終了を促される。
- 借り手は貸し手が所有するDLCにアクセス可能。貸し手が所有していないゲームのDLCは購入できない。また、ゲーム内で購入あるいはトレードしたアイテムは共有できない。貸し手・借り手に関わらず、それらのアイテムは入手したアカウントのものとなる。
- 地域制限のあるコンテンツは制限された地域では共有できない。
- 共有されたライブラリで借り手によってチートや不正行為が行われた場合は、貸し手のFamily Sharingの権利が剥奪されるかもしれない。
“Steam Family Sharing”は来週より限定的なベータが実施されるとの事で、公式グループへの参加が呼びかけられています。