オーストラリアの格安航空会社「エア・オーストラリア」は、2月17日付で全ての運航を停止した後、会社管理を申請し経営破綻したことが明らかになりました。
2008年に「ストラテジック・エアラインズ」として運航を開始し、2011年11月に「エア・オーストラリア」へ名称を変更すると、その後は格安航空会社としてオーストラリア国内およびインドネシア・タイ・ハワイへの運航を主力に事業を展開していました。
しかし、同業他社との価格競争の激化や燃料費の高騰などで業績が悪化すると、決済難から運航停止に追い込まれたため、やむなく今回の措置に至ったようです。
なお、運航停止が決定した時点では、4000名規模の利用者が旅行先に取り残されている模様です。